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風うさぎの日記
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nobotoke


      12月6日(木)

 朝6時、茜色に染まった山際の空の色。

東南の空高く明けの明星と細い有明の月が並んで浮かんでおりました。

しんとした初冬の冷気を深呼吸して、新しい1日の始まりです。

私としては、かなり早起きのけなげな生活を送っているように思うのです

が、ふと後ろの隣家を見下ろしますと、全室明かりが灯り高らかな掃除機

の音が聞こえてまいります。

そうか、6時に起きて家事が始まるって人並みなんだ~。と今更ながらに

悟るわたくし。

確かに近頃は午後3時を過ぎると、一気に辺りは夕暮れの気配を帯びてき

ます。  先日など、まだ夕日が庭の片隅に赤い光を投げかけていた時に

次女さんからの電話を取ったのですが、受話器を置いた時、辺りは真っ暗

になっておりました。

あわてて、洗濯物を取り入れほっと一息ついていると旦那様のお帰り。

いやー、何と云う慌ただしさ!

さて、写真は昨日岩殿観音に散った銀杏を踏みに行った時のものです。

鐘楼の後ろの山の細い小道を、初めて登ってみました。

急な斜面を登ると仏様を刻んだ石碑が点在しておりました。

坂東札所33ヶ所の御本尊様が一堂に会しておられるとみました。

要するにあれです、このお山を一巡りすると札所33ヶ所を歩いたと同じ

御利益が有るという、、、やつ。

人生、慌ただしいのでそういうのも有りなんですよね。 仏教は。





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kogera

    2月3日(月)

 屋根に真っ白な霜がおりる頃となりました。

今年も師走を迎え、町あげての大掃除が日曜日にありました。

しかし何時もなら、大方散ってしまったケヤキやモミジの枯れ葉を掃き清

めて終わりとなるのですが、今年はまだ沢山の葉が木々に残っているので

後から後から清掃後の公園や路上に葉が舞い降りてまいります。

さて、近くの公園の欅の木に、時折コゲラが訪れるらしいのですが、この

欅は我が家から死角になっていて見ることが出来ません。

ところが、この日コゲラは家の前の、真っ赤に葉を染めた山法師の木に来

て止まり木の幹を懸命につついておりました。

それから、ふと気が向いたらしく目白に混ざって庭の梅の木に御来訪。

コゲラはめったに我が家には訪れませんが、一旦訪れますとカメラを向け

ようが、指さそうが平気で長居をしてくれるところがあります。

それにしても、今年も目白を筆頭にひよどり、シジュウカラ、ジョウビタ

キ、ウグイスなどが姿を見せるようになりました。

梅の葉が全部散ってしまったら、鳥の餌やりを始めましょうかね。



iwadono-07

       11月29日(木)

 この処、雨か雪でも降りそうなどんよりとした空が続いております。

それでなくても日暮れの早い寂しい季節なのですから、せめて日中は青い

空と輝く太陽が欲しいところです。

それに加え、車の暖房が故障してしまったので、車で遠出も出来ません。

昨日、Hデューラーに駆け込んだのにHは水曜休みでアウト。

しかたがないので近場で晩秋の風情を楽しむことに。

岩殿観音の大銀杏もやっときれいに色づきました。

町の公園の紅葉も今年は何時に無く鮮やかな色調です。

これで青空なら云う事が無いのですが、、、。

車は今日直していただきました。

何と云う事無くすんなり直していただいたとの事。

さすが、プロですな。  感謝感謝。

これでJ氏は凍えることなく出勤出来ますです。

kogarasi

      11月26日(月)

 今年の木枯らし一番は18日の日曜の風でした。

何故、こんなにハッキリ覚えているかというと、私が「あ、木枯らし一

番!」と思ったのと、天気予報の発表と一緒だったからです。

「春一番」でも「木枯らし一番」でも公的発表にはそれなりの科学的裏付

けが有っての事らしいのですが、時折私の感性とズレル事があります。

私的に春一番は、風が地上のあらゆるものを巻き上げて、大地を荒々しく

駆け抜けた時です。

まるで地中で眠っている全てのものをたたき起こすかのように。

木枯らし一番は木々の梢や電線が、ひゅーんと唸り声を上げた時。

空に青い月なんか出ていると実に確定的です。

しかし、今年は全くいつもとは違う判断基準で私は木枯らし一番を確認し

ました。

 それは、とあるスーパの屋上パーキングで、車を止めて店の入り口に歩

き始めた時です。突然の突風が私の帽子を吹き飛ばしてくれたのです。

帽子はくるくる回りながらコンクリートの上を引き飛ばされていきます。

前方のご婦人が腰をかがめて帽子を拾って下さろうとしたのですが、帽子

はまるで生き物のように彼女の手元をくぐり抜け、パーキングの端っこの

フェンスまで来て止まりました。

思わぬ駆けっこを強いられ、やれやれと埃まみれの黒いフェルトの帽子を

拾い上げ、見上げた空の青さ。(木枯らし一番?)と思ったわけです。

古い帽子ではありますが、愛着のある帽子です。

ここでさらに風に舞いあげられたら、碓氷峠から渓谷に落ちて行った麦藁

帽子のように2度と手元には戻って来ないでしょう。

いや、この辺りで帽子を飛ばしたら西条八十の詩のように、帽子がキリギ

リスの宿になるなんてロマンチックな事も考えられません。

車が轢くか、人が踏みつけるか、、、そんなところです。

これから風の強い日が多くなる事、間違いありません。

みなさまもどうぞ帽子をビルの谷間に落としたりしませんように。

(それにしても、碓氷峠で野生の猿を見た遠い日が懐かしいです。)

momizi-minaito

     11月22日(木)

 昨夜は卵型の月が空に輝く穏やかな良い夜でしたので、森林公園の

「紅葉見・ナイト」に出かけてまいりました。

今年は若干、紅葉が遅れておりますがここに来てやっと山々が色づいて来

ております。

森林公園は11月17日から12月2日までの夜間(16時から18時半

)中央口に限って開園し、カエデ見本園をライトアップしております。

夜の紅葉見物は初めてでしたが、幻想的で昼とは全然違った趣を楽しむ

ことが出来ました。

ダウンジャケットを着込んでしっかり寒さに備えましたので、寒さはそん

なには気になりませんでしたが、茶屋で暖かな甘酒を戴き、真っ赤な炭火

に手をかざすと、妖精と一緒に秋の夜祭りに参加した、子供のようなワク

ワクした気持になってまいります。   

 もじどおり「妖精の広場」ではクレヨン王国の住人たちが

キャンドルを囲んで、ドンチャン騒ぎをしている最中ではありませんか。

帰途、隣人のI御夫妻とばったり鉢合わせに。

ワァオ、グットナイトな紅葉見・ナイト!!!



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