埼玉緑のトラスト（武蔵嵐山 大平山）

4月8日　久しぶりに穏やかに晴れた空模様。
朝一番で眼科に行った後、そうだ嵐山の大平山に行こうとJ さんと意見一致し、早速お弁当をリュックに詰め込んで、車で嵐山方面に向かいました。
嵐山溪谷周辺の樹林地は埼玉緑のトラスト、保全3号地と言う事で、自然が大事に保全されています。
春は桜や新緑、夏は溪谷の川遊び、秋はモミジの紅葉と季節折々の美しさが楽しめます。
この季節はふでリンドウや二輪草が咲いていますが、心無い人の盗難があり、近年数を減らしていると、ボランティアの方が嘆いておりました。
　　　　　　　　　　　　　　この地は何度も訪れていましたが、大平山の山頂を目指したことは初めてで、かなりの急こう配を頑張って登りました。
山頂からは遠く東京方面のビル街の風景も眺められました。
絶景です。　　　　
山を下った先が駐車した所と反対だったので、山の麓をさらにぐるりと歩くことになりました。
春の陽気につられて歩いてしまいましたが、2日経った今日もまだ足が棒です。

長瀞

　4月に入って長瀞の桜を見てまいりました。
ここは一応埼玉の観光地とあって、それなりの人出でありました。
桜色のトンネルは延々と続き、とうとう最後まで歩くのを諦めて引き返した私たちでした。
一度、ここの天然氷りのカキ氷を食べてみたいと思いつつ、まだ食していません。
今度、夏に訪れることがあったら是非にも。

夜には沿道の桜がライトアップされるそうですが、4月にも入ると日はなかなか暮れず、諦めて帰途に就いた私たちです。　途中宝登山の桜も素敵でした。

　月に叢雲、花に風と申しますが、今年の春はまさしくその通りです。
明日有ると思う心の仇桜、夜半に嵐の吹かぬものかな、、、という言葉も御座います。
おのおの方、油断無きよう、、、。

願わくば祭り太鼓に送られて目出度く散れや桜花

　　　　　　　４月１５日（木）

　石段の上のS友裏手の桜が風に乗ってベランダにまで舞い降りてきます

。　それにしても水気を含んだ風に流されて、灰色の空に飛ぶ花弁の、影

のような気配は、何か物悲しいものがあります。

　このあたりの今日の気温は、日中でも４度Cから５度C止まりだとか。

昨夜、やっと外に出した植物たちを慌ててまた、中に取り入れました。

ブーゲンビリアの新しく伸びた若葉などは、あっというまに寒さに縮んで

哀れな姿になってしまいました。

買い求めて１０年ぶりに花芽を持った藤もどうなる事でしょう。

明日は今日よりも寒くなるとかで、真冬日の武装がなかなか解けないでお

ります。

　明日は炬燵に入りながら久方ぶりに会う友達にあげる手作り茶碗？に

（花の絵は描き終わっているので）字を書こうと思っています。

　　「有朋自遠方来　不亦楽乎」

　写真は深谷の唐沢川沿いの桜です。

菜種梅雨ですかね。

　　　　　　４月６日（火）

　３月３１日と１日の両日、学生時代の友人と猿ケ京の温泉宿で過ごしま

した。遠い山々は真っ白に雪を冠し、私たちの車では「雪国」の世界には

入っていけないので、清水トンネルをくぐる手前の月夜のインターを降り

少し山に入った閑静な猿ケ京温泉で落ち合う事にしました。

このあたりの雪はほぼ消えておりましたが、畑中や庭の日当たりの悪い所

には、まだ幾分残雪があり、石垣のほとりの雪割り草の花に、訪れ始めた

ばかりの春を感じ取れるのでした。

宿の部屋には「朝顔」とか「末摘む花」とか「源氏物語」に因む名前が付

けられていて、湯けむりの中に丸い月が浮かぶ夜を、掘りごたつでお茶を

飲みつつ、積もる話に花を咲かせたというわけです。

　友人御夫妻はその後、一旦新潟のお宅に戻り、その後すぐ成田に帰国

したお嬢さんとお孫さんを迎えに出直したとの事。

ちょっとハードスケジュールで、幾分疲れましたとメールが届きました。

今頃は二人のお孫さんとマゴマゴバタバタなさっていらっしゃる事でしょ

う。

孫ネタついでに付け加えれば、今日チャッピーが「お母さんといっしょ」

（NHK子供番組）に出演したとの事で、朝からテレビの前に座ってチャッ

ピーの晴れ姿？を拝見したという次第、、、。あははは

春到来

　　　　3月1日（月）

　やっと、暖かい日が訪れた先週の木曜日、森林公園の梅を見てまいりま

した。　　梅は白梅紅梅咲き揃い、それに加えてサンシュユの黄色い花も

色を添えて、ちょうど見頃な感じでした。

梅の根元に咲く、福寿草も見事で、多くの写真愛好家さんたちは、梅より

も、福寿草にカメラを向けているのでした。

確かに、福寿草も金色の杯を空に向けてきらきらと咲く様子は、愛らしい

というか美しいというか、解らないわけではないのですが、道々「梅林は

どちらですか？」と聞かれるのではなくて、「福寿草はどのあたりです

か？」と聞かれたのにはちょっとびっくり。

この日、風の無い穏やかに暖かい日でしたが、気象庁から関東地方に春一

が吹いたという発表がありました。

「え～、春一番と云うのは何かこう、地下の中で眠っている蛙とかヘビと

かを眠りから揺り覚ますような勢いでガタガタゴウゴウ吹き荒れる様なも

のと思っていたのに～」などとひとりブツブツ言う私。

人よりも早く季節を拾い集める名人と思っていたのに、私の感性もだいぶ

衰えたものです。

この春は、学生時代のクラスメートとサークルの友達が珍しく何処ぞで会

おうと云う話が2件持ち上がっています。

年賀状の交換だけで数十年。

今会わなければ、もう一生会えないかもしれないと、みんなどこかで考え

始めたのかの知れませんな。

　昨日はチリの大地震による津波が日本の海岸に到達するとかで、一日緊

張した日でした。

大きな被害がなくてまずはよかった。