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風うさぎの日記
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wainni

        10月5日(月)

 さて、秋桜にそう拘っていたわけでは無いのですが、広い関東平野の一

隅をなす、川島町の秋の田園風景を楽しんでいますと、ついに見つけまし

た。  コスモス畑を。

かなりの広さの畑がコスモスの花盛り。

道端に小さな看板。  「今年もコスモスが咲きました。 どうぞ御自由

にお摘みください。」との事。

先客のお一人の御婦人が帰られると、後は広いコスモス畑に私とJ氏二人

だけ。  色とりどりのコスモスを抱えるほどに持ち帰る事が出来たので

ありました。  この日は「遠山記念館」前で持参したお弁当を食べ、無

花果農家の方から大ぶりの無花果を買い求め、帰宅しました。

 帰宅すると、コスモスは十六夜のお月様のために玄関のバケツに投げ入

れ、夕食と無花果の赤ワイン煮に取り掛かったのであります。

さて、次に私がお月さまのことを思い出したのは、家人が眠った後、一人

テレビで「太宰治、”斜陽への旅”」なるものを見て、自室に戻った夜中

の12時過ぎ。

 月は一人天空に輝いて私を待っていてくれました。

明けて、今日、台風の影響との事で朝から雨が降っております。

どうも、今週末まで荒れ模様の一週間となりそうです。

今日は、昨日のコスモスを部屋に取り込み、それぞれの部屋に生けて回り

ました。

そして、最後の一枝を父母の写真のもとに。



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tukimi


       10月3日(土)

 今日は仲秋の名月だそうで、寄居は鉢形城址で開かれる月見の会に行っ

てみました。

前日来の雨は止み、きっと良い月見日和になるだろうと期待しての事でし

た。  北条氏ゆかりの兵共の夢の跡にて、茶会が開かれお琴や尺八の音

が月見の席に花を添えます。

しかし、西の空と天空は晴れておりましたが、肝心の東の空に雲が立ち込

め、なかなか月の顔が拝めないのでありました。

ま、それでもうさぎ型の和菓子とお抹茶を頂きながら、琴の音を聞けたの

ですから良しと致しましょう。

明日も限りなく満月。

月は明日に期待する事に致します。

koryusu


      10月2日(金)

 朝から雨が降っています。

衣替えはもう既にしてあるので、着るものには困りませんが、昨日は薄手

の黒いセーターを着て暑かったのに、今日は長袖にもう一枚ちょっとした

羽織りものが欲しいぐらい寒いです。

さて、昨日、うらうらの秋日和に里山を車を走らせておりますと、(勿論

運転はJ氏ですが)秋の里山を彩る秋桜が、この処やたらと黄色いのが気

になり始めました。

畑の片隅や土手、街路樹の根方などに咲いている秋桜が濃いオレンジ一色

なのです。   秋桜と言うからにはやはり淡いピンクや白の中に時折

濃い赤が混じったりなどして、それが秋風にゆらゆら揺れて咲く様が良

いのです。

先日、巾着田を訪れた際、コスモスを積み帰ろうと楽しみにしていたので

すが、巾着田の秋の呼び物の一つであるコスモスは、今年の気候のせいか

成長が遅れて、30㎝ぐらいにしかなって無く、ガッカリして帰ったので

ありました。

何処に行ったらコスモスに出会えるだろうと考えた末、そうだ「森林公園

」に行こうと急遽思い立ち、車は森林公園中央口へ。

切符を買って、中に入る時に今年のコスモスの咲き具合を、切符もぎの方

に尋ねると、今年は森林公園のコスモスも遅れていて、早咲きのものが幾

らか咲いているのだそうな。

(今年はコスモスに縁がないのかも知れません)

その代り、コリウスが見頃だとの事で、久しぶりにコリウスガーデンを訪

れて見ました。

今日の写真がその時のものです。

その頃になると日が翳り始めていて、光を受けて燃え立つようなコリウス

は見られませんでしたが、しっくりと落ち着いた風合の庭もまた格別なの

でした。

さて、その時、時はお昼をはるかに過ぎ、お腹の空いた私は近くの売店か

ら、酵母パン何某という手のひらに乗る程度のパンを2つ、ソフトクリー

ムを一つ買いました。

おむすびや焼きそばより、はるかにお腹に優しいと思ったわけです。

で、ふと見るとその小さなパン一つのカロリーが何と300kカロリー。

二つで600㌔。 それにソフトのカロリーを加えると、、、!!

折しも足元に来た、お顔が傷した猫さんにパンを分け与える私なのでした

 ( 頭上でカラス激しく笑い、、、。)

toyabokuzyou


     9月30日(水)

 少し前、W様から頂いた掘りたての里芋をイカと炊いて、夕餉の一品に

加えました。 一昨日、此れもまたW様が届けて下さった大ぶりの栗を、

一人お昼代りに頂いておりますと、窓から金木犀の香りが風に乗って漂っ

て参りました。

つくづくと秋の最中でございます。

 金木犀と言えば、桂林の桂とは木犀の事で、街路樹という街路樹、見事

な木犀の木で埋め尽くされておりました。

今頃は、街中の木に金銀の花が咲き、街中が木犀の花の香りに匂い立つ

ようで御座いましょう。

さて、そんな事を花の香に思い起こしつつ、栗だけではお腹に少し物足り

ないので、電子レンジで温めたミルクに蜂蜜を垂らし、更にバナナを1本

付け加えました。

それから2時間ぐらいたって、本を読みながら口寂しくなった私は、林檎

を一つ(洗剤で丁寧に洗い)皮ごと食べたのでありました。

その後、夏の暑さに枯れた花を取り除き、秋冬の花など玄関脇の鉢に植え

替えていたのですが、やがてシクシクとお腹が痛み始め、夜には痛みのピ

ークが!

それは痛みだけで、お腹を下すことも無く、微熱も無く。

帰宅したJ氏によって正露丸を与えられ、お腹をカイロで温め、俯す事2

~3時間、次第に痛みは薄らいでいきました。

しかし、痛みの前では人間何も出来ぬものですね。(情けの無い!)

体が悲鳴を上げる前に、自重しなければならない事は、自重して参らない

といけないもののようです。

 たまたま読んでいた辰巳芳子氏と中谷健太郎氏の共書「毛づくろいする

鳥たちのように」に、「人は愛する者のためには食事の支度はしやすい。

自分のための用意は簡単ではない。

ただ、自分の命は自分の命ではあるけれど、自分が何をしても良いという

命では無いと言う事をある年になったらしっかり腹の中に据えておかなけ

ればならない。」とありました。

う~ん。 確かに冷蔵庫には朝と夜の食材が約1週間分ぐらい、およその

献立予定は頭に入っているけれど、一人の時の昼のメニューは頭にありま

せん。  買い置きの菓子パンとか、レトルトのカレーとか、お煎餅とか

くだものとか、、、、。

自分一人のためにご飯をきちんと作るって、大変ですよね~。

のど元過ぎれば熱さ忘れるの譬え通りで、なかなか自分の為にお粥も作れ

ない私です。  困ったものです。

  写真は、登谷高原牧場からの秋の遠景。 












kokesi


      9月26日(土)

 さて、世の中の連休が終わる23日、実はJ氏の誕生日でありましたが

長女さんを最寄りの駅まで車で送り、返しました。

微熱は続いていましたが、幸い新型ウイルス特有の咳が無く、宮使えの身

としては、休日が終われば仕事に復帰しなければなりませぬ。

J氏の職場でも過労気味のお仲間が、3週間下痢と微熱が続いている方が

居るそうで、これもまた一種の風邪の症候なのかも知れません。

心配なのは体力が弱り、免疫が低下している時に新たなウイルスに罹らな

いかと言う事です。

昨日、近所の小学校が学校閉鎖になったとのアナウンスが流れて来まし

た。  マスクとアルコール消毒液とで何処まで防ぎきれることやら。

 話変わります。

昨日は、P化粧品のM女子に冬用の化粧品を届けていただき、秋の日の午後

を一緒に過ごしました。

彼女はなかなかの読書家で、勉強不足の私などは、「ほ~~。」などと言

ってただただお話を聞くのみ。

それでも、季節ごとにいらっしゃって、「この頃はどのような本をお読み

で?」などと聞かれるものですから、うかうかしてもおれないのです。

昨日はボーボワールの話も出ましたですよ。

ぼ、ぼ、ぼって、確かに40年ぐらい前私も、サルトルがさーとかボーボ

ワールがねとか言っていたような気がしますが、今は名前すら思い出すこ

とも無かったですよ。

 今は白洲正子の方が気になる。(うん、気になる)

私には無い物をいっぱい持っていて、いいな~って。

まあ何にせよ、うかうかと時間を過ごしてばかりはいられないって事であ

りますが、走りながら物を考える質でもないので、まったりとした一人の

時間は大事です。

写真は今年の最後から2番目の月下美人。

最後は、10月の中頃咲きそうです。



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