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風うさぎの日記
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christmas-tree


       12月27日(土)


 今、林芙美子の詩を読んでいます。

林芙美子の名は知っていても、林芙美子の書いたものは何一つ読んだこと

がありませんでした。まして詩など。

森みつ子が演じる「放浪記」をTVで見て、何か軽く分かった様な気になっ

ていたのです。

林芙美子が詩人であった事を今更のように知って驚いているしまつです。

彼女は明治36年(1903)に生まれ昭和24年(1951)に亡くなるま

での48年の人生を生きた人です。

彼女の生きた時代の文学的背景を思えば、プロレタリア文学かアナキズム

、ダダイズムのいずれかの世界に流れる傾向があった中で、そのいずれの

分野にも属さない作家であったようです。

詩の作風は、どちらかと言えばジプシー的で、生活の苦悩をうたいながら

も開放的で、明るく大らかなのです。

しかし彼女の詩は、この時代のどの潮流にも属さなかった為に、どうやら

文学会から冷遇され黙殺された嫌いがあります。

この年になって(図書館の片隅で)林芙美子の詩に出会う事が出来たのは

実にラッキーでした。

少し林芙美子を学んでみようと思います。

 さて、写真は昨日片付けた我が家のクリスマスツリーです。

そろそろお正月を迎える用意をしなければなりません。


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christmas-08


         12月24日(水)

   

Merry X'mas


 
 今夜はクリスマスイブです。 

しかし昨夜長女さんがふらりと戻ってきたので買い置いてあった鶏とワイ

ンで一足早いクリスマスをしてしまいました。  

 というわけで今夜はどうしましょうか。

26日が病院の検診日なので高コルステロールや高脂肪、それに連日の

お酒も控えないといけませぬ。

ケーキもだめですよー。

低カロリーでクリスマス的に華やかな料理を考えませんと。

   写真はマリア様にお伺いをたてるビビアンの図。
bakudan

      12月22日(月)

 昨日は冬至でした。

冬至にしては比較的暖かい日が続きます。

しかし、日の短さは致し方も無く、4時を過ぎた頃から辺りはぐんと暗く

なってしまいます。

昨日は高校駅伝をテレビ観戦し、サッカーのクラブ・W 杯の準決勝、決

勝の2試合を見、南瓜を食べ柚子湯に入ったら何と1日が終わってしまい

ました。

あ、最もJ氏はコツコツ年賀状を仕上げていましたので、年の暮れらしい

時の過ごし方と言えば言えなくもありません。

さて、写真はギフトの本から選ばせていただいたバランスボールです。

何かと運動不足になる冬場、このボールで運動不足を解消しようと思った

のですが、このボール、表面にボチボチがあって、何か部屋の片隅に爆弾

が転がっているような感じです。

最も爆弾が本当にこんな形をしているかどうかは知りませんが、ゲームに

出てくる爆弾はこんな風です。

そしてウッカリ足で踏むとボンと爆発します。

いや実際、このボールに全体重を預けて腰を下ろす時は、結構ドキドキも

のです。 爆発?いや破裂するかも知れないじゃないですか。

mimisouzi


        12月9日(火)

 昨日は開戦記念日ともジョン・レノンの命日とも云われますが、我が家

で一番ポピュラーなのは次女さんの誕生日だったという事かも知れませ

ん。  まずはおめでとうございます。

そして今日、12月9日は2年前びびさんが我が家に初めて来た日です。

最初は気難しがり屋で、私の手はびびさんの引っかき傷とかみ傷でボロボ

ロでしたが、今はそうした事も無く、なりだいぶフレンドリーになりまし

た。  爪切りも耳掃除もさせてくれるようになりました。

写真は炬燵で耳掃除をさせているびびさんです。

 それにしても冷たい雨の降る一日でした。

梅の木にクリスマスのイルミネーションを飾ったのですが、それよりそろ

そろ餌を下さいとばかり、ひよどりやメジロが梅の枝に止まってこちらを

覗いていました。

野に餌になるものが少なくなってきたのでしょう。



bibi-xmas


        12月5日(金)

 午前中は何とか持っていた天候も夕方からかなりの土砂降りになってし

まいました。

雨が降るとの天気予報だったので、洗濯物は部屋に取り入れて出かけたの

で洗濯物は雨に濡れずに済みましたが。

途中、岩殿観音に寄って大銀杏の散り敷いた境内を歩いてみたのですが、

この雨で散り残っていた葉もすっかり散ってしまうだろうと思います。

今年も赤・白・ピンクと3色のシクラメンを買い求めて来ました。

いよいよ冬支度の始まりです。

先日、ラジオ第2放送の「現代文」の時間で吉本ばななの「緑の手」を取

り上げていました。そこで主人公がもう既に意識も無く眠り続ける祖母の

世話をしながら「アロエが苦しんでいるからアロエを助けるように」

という祖母の声を聞くのです。

(講師のアロエの発音がちょっとアクセントが可笑しかったので聞くとも

なく聞いておりました)

結局主人公は植えたまま忘れ去っていたアロエをガレージ横から移植し、

自分の心の中のアロエに対する残酷さを反省するといった内容だった気が

します。

緑の植物を慈しんで育てる手を「緑の手」とよぶそうで、そう言えば私な

どもこうした事にはかなり無神経な方だなと思ったわけです。

で、ぐるりと周りを見渡すと植物たちの悲鳴だらけで、いちいち耳を傾け

ていたらきりがない。

と、一番強烈に目に飛び込んできたのが、2年前のクリスマスに買い求め

玄関でそのまま風雨にさらされている写真の人形でした。

塗装も剥げ、無残な姿でたたずんでいたのです。

天使の姿をしてるぶんだけ罪悪感も強く感じられて、早速人形を洗い清め

半日かけてアクルリ絵の具で塗り直してみました。

私の人生にとってこんな些細なことが、意外と深い意味を持っているのだ

と思い知らされたりする師走です。





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