4月21日(土)
今年も山椒の木に沢山花が咲きました。
山椒は、ほんのたまに冷やっこの上にのるか、そうめんの水に浮かぶかぐらい
でほとんど我家の食卓にはのりません。
アゲハチョウの為に植えてあるようなものですが、青虫も幼木の頃は木を枯ら
してしまうのではないかと思う程に葉を食べ尽くすのに、木が大きなると一向
に見向きもしなくなります。
これは柚の木も同様で、蝶が入れ替わり立ち代り様子を見に来てはいるのです
が、何故か青虫の姿が見当たりません。(淋しいことです)
それで、2年前とある週刊誌の漫画(京都で修行する料理人の話)の中に山椒の
花を炊いてお客様に出す話があった事を思い出しました。
ネットで調べてみますと「花山椒の佃煮」とか云い季節限定の貴重品の由。
早速摘んで挑戦してみました。
花と若芽を洗い、熱湯を潜らせ氷水で冷やし、水を切ってひたひたの水と醤油2
酒1みりん1程度の味付けで弱火で煮詰めます。
水の無くなるまで煮詰めるとありますが私は適当な所で火を切りました。
京都にはどうやら秘伝の作り方とかあってとても美味しいとのことですが、
私の適当な作り方でもなかなかの風味です。
とても良い箸休めになりました。 食欲が増します。
最も、あまり食欲が増しても困る話ではあるのです。私は、、、(汗)。