忍者ブログ
風うさぎの日記
[63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

入道雲

台湾から無事帰国した長女も、今日赴任先の島に戻っていった。

立秋を過ぎてやっと夏らしさを取り戻したようなこの頃だが、夜になるとコオ

ロギや鉦たたきが鳴き始め、秋の気配が忍び寄ってきている。

花もやっと夾竹桃や百日紅や槿(むくげ)が咲き始めたというのに、かたやコ

スモスが咲き始めているのです。

何かどこかが微妙に狂っているような今年の季節の足の運び方である。

そのせいかどうか知らないが、この辺りでは見たことのない「つま黒ヒョウモ

ン蝶」や「じゃこうあげは蝶」などが飛んでいるのを最近見かけたりします。

今日は長女を見送った後、寄居に水汲みに出掛け、東秩父牧場でソフトクリー

ムを食べ、ぶどう園に寄ってやっと収穫のはじまった巨峰を買ってきました。

帰途、「じゃこうあげは」を目撃したJ氏は車を道端に停めカメラをひっさげて

畑を越えた林の近くへ。

待つ事数分、少しピンボケの蝶の撮影に成功(?)して満面の笑みのJ氏が帰還

しました。

写真はその時の空の入道雲です。(蝶の写真は後日にでも)

なんか、今年初めて入道雲を見たような気がします。

お山で食べたソフトクリームによく似ています。
PR
坂戸よさこい

高校野球の決勝戦をテレビで観戦した後、(1対1の引き分け)坂戸よさこい

祭りに出掛けました。

年々規模が大きくなってきていると聞いてはいましたが、今まで一度も観る機

会に恵まれませんでした。

今年、坂戸は市制30周年ということで、さらに大々的にお祭りを展開したら

しく、又日曜ということもあってか町は大変な人出でした。

それぞれのユニホームに身を包んだ老若男女の踊り手が3日間、車規制された

道を躍り歩くのです。

お焼きとトウモロコシとお茶を出店で買い、それを道端に腰掛けて食べながら

踊りを見物しました。

金魚すくいにも挑戦してみたのですが、1匹もすくえず結局2匹ビニールの小袋

に入れてもらって帰ってきました。

帰途についた車の窓から遠い花火も見え、あちらこちらで納涼のお祭りが執り

行なわれている様子でした。

もうそろそろ夏も終わりということでしょうか。

どうせ家の中でゴロゴロしているのだから、今年は化粧品はいらないかなー

と思ってかなり肌の手入れなどさぼっていたのですが、20年来のお付き合い

のP化粧品のセールスウーマンM女氏に、十日ほど前寝込みを襲われ結局、昨日

街の某所でランチをとりながら夏の化粧品1式を届けていただく事に。

普段なら広いハーブガーデンをそぞろ歩いて楽しんだり、外のテーブルで薫る

風を感じながら食事やハーブ茶をいただいたりもするのですが、いかんせん

そんなゆとりも起きないほどの昨日の蒸し暑さ。

真っ直ぐにお店のドアをくぐると、昼前なのにお店はやけに混んでいて2人だ

けなら何とか席を確保できるとか。

なんと、空いている席はすべて予約済みの席。

三々五々に集ってきた予約席の客を、見るともなしに横目で見ていると全てが

女性で構成されているグループの集まりでした。

ここまで女性が集まってくると、お互いの話が聞き取りにくいほどの喧騒に晒

らされることも多々あることなのですが、この日はいつも流れている店のクラ

ッシック音楽が聞こえない程度でしたのでまあ、良かったです。

食事後、スーパーに立ち寄り夕食の買い物にも付き合ってくれたM女氏は、P化

粧品のトップセールスウーマンなのですが、私のところには半分遊びに来てい

る感もあります。

ちょっとお疲れ気味の彼女はこの日も、信奉する東洋医学と気功の話を熱く語

っておりました。

さて、今朝早く長女が台湾旅行に立ちました。

次々に台風が生まれては押し寄せる時期に、台湾は如何なものかと言ってみた

のですが中学時代の女友達(嫁行かず組)で嬉々としてでかけました。

無事で楽しい旅行でありますように。
haibisukasu

終戦記念日。

朝からテレビは終戦記念日にちなんだ様々なニュースを流している。

夜勤のJ氏は昼近くまで帰らないのでテレビを横目に見ながら、なんとなく手付

かずのまま山積みされた書類や手紙を整理していると、ユニセフからの活動の

資金依頼の封書も混ざっていた。

内戦や地震や津波など、とほうもなく荒れた力が弱い立場の人間に襲いかか

る。いつも犠牲になるのは、貧しい女や子どもたちだ。

大河の流れも始めは一滴の雫からというマザーテレサ女氏の言葉に励まされ

て、「国境の無い医師団」に月一度とユニセフに時折、淋しい一滴を投じてみ

てはいるものの、いかんせんわずかばかりのお金だ。

プール金などといって私腹を肥やすために使うお金があるなら、

是非納税者に税金は戻して頂きたいし、焼き捨てるぐらいなら消えかかってい

る小さな命を救おうぐらいの事は考えてくれても、、、。

もしかして、生まれ変わったら難民の痩せ衰えた母親の腕に抱かれているかも

知れないのですよ、あなたも、私も。

日本、日本に未来はあるのだろうか。

戦没者慰霊の長いセレモニーが繰り返し繰り返し流れる。

なんか言葉ばっかり!

愛せってこの国の何を?



karasuuri-2


蝉の声といっても住宅地で鳴く蝉は油蝉が中心なので、この辺りだと蜩の声を

聞くためには銀河の丘を越えなければならない。

そういえば、銀河の丘には半年近く行っていない気がする。

思い立って夕方、風が少し涼しくなるのを待って散歩に出た。

銀河の丘を登る少し手前の木に「猫の里親を求む」の張り紙がはってあった。

立ち止まってJ氏と見ていると、犬を散歩させているご婦人が友人の家だから是

非見ていってくれと言う。
(すぐ目の前のお宅だった事もあり)つい立ち寄って駅前に捨てられていたと

いう仔猫を拝見する事となった。

本当に小さな三毛猫の子猫でまだミルクが必要と思えた。

捨て猫として暮らした何日間のダメージが体に現われてもいて、猫を抱えて動

物病院通いをすることに若干懲りている私は、もう少し考えさせてもらうこと

にしてその家をおいとました。

日立研究所の柵を曲がっていつもの散歩コースに入った辺りから、蜩の声が聞

こえ始めた。

もっとも、蜩ばかりではなく夕方ねぐらに帰ってきた鳥たちの声もあちらこち

らでして、森はなにかとにぎにぎしかった。

祈りの木の辺りは一面の葛原で、同時に烏瓜も群れ咲いている。

烏瓜の花が咲くにはほんの少し時間が早かったので、そこで「祈りの木」に抱

きついてザラザラした暖かい樹皮を感じながら自然と同化をはかったり、入道

雲が夕日に赤く染まるのを見上げたりして、烏瓜が花がひらくのを待った。

ほどなく、目の前で花は解きほぐれるように咲き始めた。

無数の白い花が夏の夜の夢をここで密かに吐きながら、人々のもとに送り届け

ているのではないかという気さえする不思議な花である。

今日はここで折り返し無理をせずに帰ることにした。



          








忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
風うさぎ
性別:
非公開
趣味:
読書・猫。
自己紹介:
のんびりと暮らしております。
こちらでは本の感想などを徒然なるままに書いていきたいと思います。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(03/26)
(03/28)
(03/29)
(03/30)
(04/01)