入道雲でーす

台湾から無事帰国した長女も、今日赴任先の島に戻っていった。

立秋を過ぎてやっと夏らしさを取り戻したようなこの頃だが、夜になるとコオ

ロギや鉦たたきが鳴き始め、秋の気配が忍び寄ってきている。

花もやっと夾竹桃や百日紅や槿（むくげ）が咲き始めたというのに、かたやコ

スモスが咲き始めているのです。

何かどこかが微妙に狂っているような今年の季節の足の運び方である。

そのせいかどうか知らないが、この辺りでは見たことのない「つま黒ヒョウモ

ン蝶」や「じゃこうあげは蝶」などが飛んでいるのを最近見かけたりします。

今日は長女を見送った後、寄居に水汲みに出掛け、東秩父牧場でソフトクリー

ムを食べ、ぶどう園に寄ってやっと収穫のはじまった巨峰を買ってきました。

帰途、「じゃこうあげは」を目撃したJ氏は車を道端に停めカメラをひっさげて

畑を越えた林の近くへ。

待つ事数分、少しピンボケの蝶の撮影に成功（？）して満面の笑みのJ氏が帰還

しました。

写真はその時の空の入道雲です。（蝶の写真は後日にでも）

なんか、今年初めて入道雲を見たような気がします。

お山で食べたソフトクリームによく似ています。

慈眼寺の枝垂桜

風が止み絶好の花見日和。

昨日、次女の家を訪問した時に車の窓から見た「日光街道」の桜並木は満開少

し前であったが、土日の人出を予想して延々と赤い提灯が飾られていた。

今日、春休みで帰宅中の長女とJ氏とでソメイヨシノよりは時期的に早めに咲く

枝垂桜を求めて、坂戸市は慈眼寺の枝垂桜と小川の西光寺の枝垂桜を訪れて見

た。西光寺の裏山のカタクリも山を紫に染めて満開。

大勢の人が訪れていたが、何故かカタクリは年齢が高めの人々に好まれるよう

だ。そぞろ歩き写真をとり俳句をひとひねりといったところか。

昨日、ハリーポッターの本を予約した。

それまでに「FF12」が決着を見せているだろうか。

今、ゴルモア大森林のエルダードラゴンを倒せず、（ということは前に進めず

）近くの街でお茶を濁している。

恐るべし、エルダードラゴン。


　　　　　

春の嵐

風の好きな風うさぎだが、ここのところ風が魔王のように吹き荒れる。

さすがに少しばかり風に心を閉ざし始めた風うさぎです。

２．３日前駅前の白木蓮が満開だから見に行こうとJ氏が誘ってくれたので、

彼の運転する車に早速飛び乗って駅前に。

おー咲いている咲いている。

駅のロータリーの真ん中の築山に植えてある二本の白木蓮の大木。

無数の花ウサギがゴウゴウと風に渦巻くような幻影。

お父さん怖いよ魔王が僕を連れて行く。

坊や、大丈夫だよ。あれはただの風の音。　　

春眠暁を覚えず

今年の冬は例年に比べても寒かったせいもあり、植物も私の体も春を迎えたとはいえ今ひとつピリットしない。
春なのに、いや春だからこそポンヤリとして眠い。
猫のプクさんの看病疲れもある。

しかし、あんなに冷たかった風が彼岸を境に、こんなに暖かく変わるとは季節の折り目正しい変化に毎年のことながら驚いている。

東京は池袋の桜は満開だという。（J氏談）

ここはバス通りの一番早い彼岸桜が咲き始めたばかりです。