4月19日(月)
一週間前の日曜日、定峰の桜を見ようと大野峠に差しかかった時、「大
野送神祭り」に出会いました。
以前より、村はずれの道端に何やら御幣束の様な紙を飾った、細長い竹が
何本も捨てられていて、一体なんだろうとは思っていましたが、峠を練り
歩く行列の幟を見て、「大野送神祭り」だとわかりました。
江戸時代「天明の大飢饉」の折、疫病がはやりその厄払いとして信州の
神事を取り入れたものだそうな。
紙で作ったような白い御神輿が疫病神のようで、これを村境まで運んで行
って、刀で突刺すらしいのです。
今は県の無形民俗文化財に指定されているのだそうです。
さて、その折、花桃やレンギョウの花は見頃でしたが、桜の花が未だ咲
いていなかったので、昨日、また同じコースを走ってみました。
まず、手始めに都幾川の慈光寺から霊山院の桜を見ました。
それからヒノキ山の尾根伝いに「正法寺」まで歩いて見ようと思ったので
すが、あまりものアップダウンと積もった落ち葉に足をすくわれるのとで
800メートル分の200メートルぐらいで引き返しました。
(お腹もすいていましたし)
大トトロのいる御うどん屋さんで腹ごしらえをすると、大野峠を越え、堂
平天文台を右方面に臨んで定峰、白石峠の桜を観賞しました。
道端に先日降った雪が白く解け残っていましたが、走行に問題は無く桜と
雪となかなかの景色を堪能する事ができました。
写真は霊山院の桜と花桃です。
我が家の前の八重桜の蕾も膨らみ始めました。
このまま暖かくなると良いですね。