願わくば祭り太鼓に送られて目出度く散れや桜花

　　　　　　　４月１５日（木）

　石段の上のS友裏手の桜が風に乗ってベランダにまで舞い降りてきます

。　それにしても水気を含んだ風に流されて、灰色の空に飛ぶ花弁の、影

のような気配は、何か物悲しいものがあります。

　このあたりの今日の気温は、日中でも４度Cから５度C止まりだとか。

昨夜、やっと外に出した植物たちを慌ててまた、中に取り入れました。

ブーゲンビリアの新しく伸びた若葉などは、あっというまに寒さに縮んで

哀れな姿になってしまいました。

買い求めて１０年ぶりに花芽を持った藤もどうなる事でしょう。

明日は今日よりも寒くなるとかで、真冬日の武装がなかなか解けないでお

ります。

　明日は炬燵に入りながら久方ぶりに会う友達にあげる手作り茶碗？に

（花の絵は描き終わっているので）字を書こうと思っています。

　　「有朋自遠方来　不亦楽乎」

　写真は深谷の唐沢川沿いの桜です。