桜。さくら。サクラ。

　　　　　　４月２日（水）

　昨日は風の強い日でありましたが、前日までの冷たい雨が上がって

眩いばかりの日の光に、気になっていた桜見物に出かけました。

坂戸慈眼寺の枝垂桜から東坂戸団地の桜、鳩山と嵐山の間の笛吹き峠の桜

のトンネル、そして嵐山の桜。

素敵に青い空に見事な桜でしたが、風が強いせいか平日の為か、人出は無

く、風に吹き飛ばされた小枝の桜を拾いながらの花見でした。

風で散り始めた桜も出てきてはいるのですが、まだ蕾も多く桜はこれから

でも楽しめると思います。

今日は東秩父の谷あいの村に花桃を見てまいりましたが、花桃は今が盛り

で、遅咲きの梅や、早咲きの桜、三つ葉つつじなどが一斉に咲いておりま

した。　　山々もうっすらと芽吹きの始まりが感じられて、それやこれや

らの春のエネルギーが私の風邪を治してくれるようです。

３連休のJ氏と春休みで顔を見せた長女さんとのお花見でした。

あー、３月が終わります。

　　　　３月も今日で終わりとか。

丁度１週間前、小川町の枝垂桜とカタクリを見て来たのですが、枝垂桜は

３分咲き程度。

カタクリは咲きはしたもののまだ下を向いてうつむいている状態でした。

彼岸過ぎて、暖かくなると思いきや、妙に冷え込む日が続いて春は少し足

踏みしております。

例年にならってあちらこちらの春の花を写真に収めてはいるのですが、今

日はこの時、カタクリ林の傍らの池で春の目覚めを楽しんでいるカエルの

写真にしました。

晩秋まで頑張っていた、鉦叩きの声が聞こえなくなって久しくなりました

が、再び耳を澄ますと花を渡り歩く花アブの唸りや、カエルののどかな声

が聞こえてくるようになりました。

このカエル、体だけで大人の手のひらほどある大型です。

寝ぼけた顔は、冬眠から目覚めたばかりの私そっくです。

春風邪をひいて未だ炬燵にしがみついている私です。

ああ～、うかうかしていると桜が散ってしまいそうです。

森林公園の梅

　　　　　　　２月２１日（木）

　昨日辺りからやっと寒さが緩み、森林公園の梅もやっと３分咲き程度に

なりました。

J氏の手帳によりますと、昨年の今頃は満開だったとの事で、やはり今年

は、春の訪れが幾分遅いようです。

しかし、昨日今日の暖かさで森林公園の梅も一気に花開いていくのでは

ないでしょうか。

昨日も、風は柔らかな南風が吹いておりました。

方向音痴の私が、「冬の午後２時太陽の方向やや左寄りから風が吹いて来

るのであ～、南風ね。」などと云うとJ氏は何の事やらと言った顔をして

います。

今日載せた写真は、森林公園の梅とその根元に咲く福寿草の写真に撮る

人々の姿です。

また、花の季節がやってきましたね。

ちょこっと、バレンタイン

　　　　　２月１４日（木）

　夕方６時空の真ん中に半月が鎮座し、冷たい風が低い唸りをあげて走り

抜けます。

さて、今日は聖・バレンタインディーとの事で手作りチョコに挑戦してみ

ました。　　午前中にゆずの皮をきざんで氷砂糖とホワイトリカーに漬け

たので、その時絞ったゆずの汁と、ウィスキィーを入れてみました。

見かけよりも大人味のチョコレートになりました。

脱、メタボなので生クリームや無塩バターなどは入れずに作りました。

そんなこんなで庭に繋いでいたびびさんを忘れ、洗濯物を取り入れるのを

忘れ、半月さんに睨まれてしまったという訳です。

明日は埼玉医大第三内科受診です。

「グリーンゲイブルス」のような丘の家

　　　　　２月８日（金）

　昨日は思い立って散歩に出かけました。

銀河の丘を登って、冬だけ通れるけもの道の藪を漕ぎ、村に降りてあちら

こちらに固く凍った残雪の畑中を横ぎり「農村公園」を目指しました。


　小諸なる古城のほとり　　　雲白く遊子悲しむ

　緑なすはこべは萌えず　　　若草もしくによしなし

　しろがねの衾の岡辺　　　　日に溶けて淡雪流る

と、島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」の詩が思い起こされます。

しかし、溶けた雪の枯草の中から青い、いぬふぐりの花が咲いているのを

発見し、寒いとはいえ確実に春が近づいているのを知ったのであります。

写真は「農村公園」に向かう途中の丘の上の家です。

お、屋根が緑なら赤毛のアンの「グリーンゲイブルス」っぽいと思いなが

ら、見上げたのでありますが、こんなところにこんな家があったかしら？

そして、少し思案して分かったのです。

この家は木の葉の落ち尽した今だからこそ、ここからも見える家なんです

ね。　　煙突があるってことは、居間に暖炉があるお宅なんだ。

いいな～。（と、羨む私）

どんな人が住んでいるんでしょうね。