2月8日(金)
昨日は思い立って散歩に出かけました。
銀河の丘を登って、冬だけ通れるけもの道の藪を漕ぎ、村に降りてあちら
こちらに固く凍った残雪の畑中を横ぎり「農村公園」を目指しました。
小諸なる古城のほとり 雲白く遊子悲しむ
緑なすはこべは萌えず 若草もしくによしなし
しろがねの衾の岡辺 日に溶けて淡雪流る
と、島崎藤村の「小諸なる古城のほとり」の詩が思い起こされます。
しかし、溶けた雪の枯草の中から青い、いぬふぐりの花が咲いているのを
発見し、寒いとはいえ確実に春が近づいているのを知ったのであります。
写真は「農村公園」に向かう途中の丘の上の家です。
お、屋根が緑なら赤毛のアンの「グリーンゲイブルス」っぽいと思いなが
ら、見上げたのでありますが、こんなところにこんな家があったかしら?
そして、少し思案して分かったのです。
この家は木の葉の落ち尽した今だからこそ、ここからも見える家なんです
ね。 煙突があるってことは、居間に暖炉があるお宅なんだ。
いいな~。(と、羨む私)
どんな人が住んでいるんでしょうね。
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