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風うさぎの日記
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siromokuren


     3月17日(土)

 月日が巡り来れば、同じ場所に同じように花が咲くだろうと思っています。

それ故、可能な限り巡り歩いて時が刻む花暦のささやかな証人になろうと

思い定めているわけです。

面白い事に、同じ場所の同じ花の前で写真を撮って貰うと、同じ季節なもので

すから服装も同じであったりして、(長い事写真を未整理な状態にしておきま

すと)果たして何時の時代の花と私であるか判断に困る事もしばしばです。

さて、1週間ほど前になりますが、駅前の白木蓮はもう咲いただろうかと、J氏

に聞きますと、???の返事です。

毎日乗り降りする駅の大きな白木蓮の花が咲いたかどうか見過ごすなんて、同

じ季節の証人としては怠慢ではないか、などなど申し上げたわけです。

翌日、帰ってきた答えは「半分咲いて半分は未だだった」という奇妙な返事で

した。昨年は寒い春ではありましたが、風にゆれて真っ白な花がテンコ盛りに

咲いておりましたものを。

自分で見るのが一番良かろうと、外に出た折に駅まで足を延ばして、白木蓮に

面会してまいりました。

そして、おーなるほどです。

2本ある木蓮の木のうち1本は満開で、もう1本はやっと開きかけのポチポチ

で、全体でみるとボリュームに欠けて、息を呑むほどの美しさとは言い難いの

です。 これもまた今年の春の形なのでしょう。

写真は咲きかけのポチポチの方の白木蓮です。

それにしてもここ数日、寒さがぶり返して桜の花が咲こうかどうか迷っており

ます。
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sakurasou-2


     3月13日(火)

 あ、風が出てきたのね、と日の落ちて暗くなった窓にカーテンを閉めようと

してお布団と洗濯物がベランダに出しっぱなしであった事に気付きました。

ビビアンとベランダに駆けつけ、夜露と風ですっかり冷たくなった布団を取り

入れながら、「ビビ!たまには気が付いて教えてよー」とか何とか言ってみた

りもするのですが、まあ毎度の事なのです。

7時の段階で大犬座が南中しておりました。

真正面にシュリュウスの青い星が耀いております。

オリオン座は少し西に傾いて屋根にかかっていました。

この分だと夜半にはすっかり空は春の星座に占領されるのでしょう。

牛飼い座の「アルクトゥルス」乙女座の「スピカ」獅子座の「レグルス」で

春の大3角形がみえるのよねーなどなど思いながら空を見ていますと、この時

間帯は星に混じって飛行機の灯かりが次々と光ります。

そうそう、飛行機と言えば(と、おばさん的話の展開ですいません)

今朝、何となくTVを見ていますとアナウンサーの慌てた声がして、全日空機が

前輪が出ないまま高知空港に着陸をしようとしているとの事でした。

全身に水を掛けられたような気持ちで、鳥肌を立てながらTVを見守りました。

ただ、段々機長の冷静さが感じられてきて、あーきっと無事に着地出来るんだ

ろうなーと言う気分になってきたのは不思議です。

ともかく、皆さん無事でなによりで御座いました。

 写真は庭の桜草の花です。

C夫人に節句になると頂いていた桃の花代わりの一鉢の桜草が、今や我家の

鉢という鉢に芽吹き、この時期花盛りなのです。

淡いピンクの花でしたが、メンデルの法則に則って白い花や濃い赤紫の花も

出てまいりました。

遺伝子って、つまり親とかその親に似るって事で、楽しみのような怖いよ―な

話ですよね。
yuzu-kawa

      3月12日(月)

 昨日は日本列島に春の嵐が吹き荒れた模様です。

日本海側には時ならぬ大雪が降った所もあったようです。

ここは昼少し前から太陽が雲間から顔を出し、午後は風の強いよく晴れた日に

なりました。

夜勤明けのJ氏が朝食兼昼食を食し、自室にひきとった後、台所の片隅でカビの

発生し始めた柚を発見!!!

J氏が冬の終わりに収穫しておいたものです。

そういえば、TVで琢己芳子女史が柚の蜂蜜漬けを作っておられたなーと思い出

し、私も挑戦することにしました。

次女さんが来宅したおり空にして帰ったカリン酒入れの密封ビンを使いまし

た。  そこに30個分の柚を種をとって絞り、皮は20個分綺麗にしたもの

を錦糸玉子のように細くきざみ、(何故20個分かと言うと、きざむ作業に飽き

てしまったからです)絞り汁の中に入れ蜂蜜300~400gを足してかき回し冷暗

所に置き数日で食べられるのかな?

きざまれなかった皮は、柚の無い時期の調味料にしようと、庭の柚の木の下に

広げて干してみました。

柚の種は捨てましたが、グリセリンやホワイトリカーに漬けて化粧水を作ると

いう方法もあるようです。

そうそう、辰巳女史が残りの内袋やなんかを手に擦り込んでいたなーと思い

わたしも真似してみました。

    ―ーーー 痛! 痛! ----

 最近減ってきたとはいえ、私の手の甲はビビさんの噛み傷が数箇所。

沁みて痛いのなんのって。

それともう一つ、柚の木の下に一人静が芽生えていました。

夕食時、J氏に告げると、「知ってるよ~」とのお言葉。

知っていたなら教えてよ~。  と少し、ふくれる私です。
nemuri


       3月10日(土)

 窓際のビビアンの眠りはなかなか素敵です。

こんなにのんびりと眠られると、あー幸せだな~。

上では、夜勤に備えてJ氏が眠っています。

静かな花曇りの午後、枝に残った梅の花が散っています。

熱い紅茶を飲んでいてふと気づきました。

白いティーポットはビビアンに似ていると!

いつか、ビビアンとティーポットのツーショットを狙ってみようっと。

   ---(間)---

 さて、この所 神楽坂が若者に人気があるらしい。

NHKの夜の番組で特集しておりました。

神楽坂かーと思いつつ、あの街で4年間学生として過ごした日々を思い起こし

てみました。

しかし、神楽坂の事はあまり知らないまま卒業したような気がします。

あの坂を上の方までのぼった事は一度あったか無かったか、、、。

どうしてだろう、坂をのぼるのが辛かったのだろうかと思っていたら、学生は

坂の3分の1までという不文律が有ったと女将が話していました。

目から鱗が落ちるとはこの事ですね。

確かに、学生はずっと下の洋食屋さんとか喫茶店とか映画館辺りで時間を費や

していたように思うのです。

年に1度か2度のコンパの時だけ坂の中程の料亭でお酒と料理を出して頂きま

したが、(無論、その時は教授と一緒でした。)その事ぐらいが私の神楽坂

経験です。

神楽坂もかなり変わって来ている様子なので、私もそのうち遊びに行きたいで

す。





zincyouge

3月9日(金)

 昨年買った小さな沈丁花の鉢を部屋の中に入れてもらいました。

両隣に大きな沈丁花があり、春ともなれば、窓から爽やかな香りが漂って

来るのですが、それでもやはり他所の花は他所の花です。

何処に植えるの?と言われながら小さな株の沈丁花を買い求めたのでし

た。  確かに狭い我家の庭にはもう直物を植える場所とて無く、結局鉢のま

まサザンカの垣根の下で1年を経、沈丁花は一回り昨年より大きくなり、枝と

いう枝に可愛らしい半球形の花を付けました。

 体が不調の際、私はほどんど物を思考することを止め、傷ついた動物のよう

に身を横たえます。

結果的にこの対処法が今まで私を存えてくれたのではないかと思うのですが、

この間、病気に臥せっていた間に雲散霧消した自己を、後で拾い集めなければ

なりません。

触覚を視覚を嗅覚を、味覚を、聴覚を、、、。

これを求めるために沈丁花を利用させて頂きました。

さて、目をつむって私を再構築していく中で、最後にどうしても私の顔が思い

浮かばないのです。

そう、顔無しです。(「千と千尋の神隠し」の顔無しにも、見ようによっては

ずいぶんと個性的な顔があったように思うのですが。)

かおなしかーと、この年になって又居たたまれない焦燥感に駆られるのは

多分風邪が治ってきた証拠です。


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