忍者ブログ
風うさぎの日記
[51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [59] [60] [61]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

asahi

     1月28日(日)

 日の昇る位置がだいぶ北にづれて、東の明り取りの長窓に朝日が差し込むよ

うになりました。

白いカーテンを透かしてベットの上の壁に差し込む赤い光。

懐かしいな、この光。

昔、冬の札幌に姉を手伝いに出かけた折、同じように小さく円く差し込む日の

光をドロップスだと言った幼子がいました。

まだ、2~3歳ぐらいだったかなー、彼。

丸く赤て透明なドロップス。  イチゴ味かな。

その後、お互いの人生が交わる事もほとんど無く、聞くところによれば彼は成

長して、教会の牧師さんになったとの事。

あの光と、この光との間にそんなに長い時間が流れているとはとても思えず、

寝起きのぼんやりした頭の中では、私はまだ青春の真っ只中!

な~んて事言ってないで起きて旦那さんでも迎える準備をするでごんす。

旦那さんは今夜も夜勤でごんすから。

※「ごんす」は手塚治氏の漫画のキャラクターが使っていました。

 「がんす」は藤沢周平文学で特徴的な山形あたりの方言。

藤沢周平氏の作品を映画化されたものを観た後は、我家では「がんす」の方が

多用されます。



PR
kezukuroi


      1月27日(土)

 今日は3月も末の暖かさとの事でした。

確かに外に出ると風は柔らかで、早い所では梅の花が咲き始めています。

我家の梅は、蕾みは膨らんできましたが開花にはもう少し間がありそうです。

その梅の木に今日もヒヨドリが来ていました。

「あのひよどり、僕と目が合うたびに羽根をバタバタさせるんだけど?」

とJ氏がお茶をすすりながら庭の方を見て不思議そうに言います。

「ああ、餌の催促よー」 と私。

「そうなの?僕、大変だなー、君やビビアンや、鳥の餌の分まで働かなくては

ならないんだから」

「えはらさんがさー、江原啓之さんが言っていたけど、動物が人間に生まれ変

わるまで人間は愛をもって動物と接し、愛の何たるかを互いに学ぶというボラ

ンティアをしなければならないそうだよ。いわゆるスピリチュアルな生き方っ

てやつですよ」  と、またまた私。

「なにそれ」  J氏は全く興味が無さそうに目は新聞に移っています。

そうです、男は獲物を求めて荒野を彷徨っていた頃はいざ知らず、今や日本経

済とかいう巨大な化け物の影を追って日々奔放する毎日なのです。

スピリチュアルなどと本気で語り始めたら、大概は社会の組織の枠の外にはじ

き飛ばされています。

しかし、まあJ氏はハナッからボランティア的結婚をしたとかで、とうに篩から

零れ落ちてはいますけどね。

さて、今夜の夕食は旬の寒鰤の照り焼きと大根、人参、筍などの煮しめ。

鮭のおむすびを夜食に持ち、彼は夜の街にお仕事に出掛けました。

お疲れ様でごんす。ありがとさんでごんす。
bibi-kotatu


     1月24日(水)

 ビビさんの1番のお気に入りのおもちゃはリボンか紐で、お店で買ってきた

猫じゃらしなどは見向きもしません。

紐やリボンがヒラヒラと不測に動くのを、ひたすらな情熱を傾けて捕まえに走

ります。

ビビは猫の運動能力と洞察力を総動員して、紐やリボンを難なくしとめる事が

多くなりました。

次に彼女が始めたのは、コタツ掛けの布団とカバーの間に潜り込み、見えない

所から襲ってくる私の手に噛み付くという遊びです。

御かげで私の手は直接噛み付かれることが少なくなりましたが、コタツカバー

は毛羽立ちボロボロになってしまいました。

写真は遊び疲れて、コタツで眠りに入るビビアンです。

さて、そんなビビアンを今日は留守番に置いて、J氏に伴ないB医大に行ってき

ました。   今日を含めて四回の検査の結果、暮れに起こした突然の心臓発

作の原因が見つかりませんでした。

心臓そのものに異常は見つからなかったのです。

2~3ヶ月前に飲んでいた高血圧のクスリを変えたのが原因ではないかとの事

です。   薬をもとに戻す事になりました。

少し、ホッとはしていますがまだまだ油断大敵です。

nemuri

      1月21日(日)

 さて昨日の事ですが、お雛様を選ぶ事にもう少し時間がかかるだろうと思

っていた次女さんから電話が来ました。

インターネット等で好みの作者、置くべきスペースや、親の懐具合などを考慮

して、大体方針を決めたので川越の某人形店で落ち合わないかとの事です。

我が娘ながら、その手回しのよさ、フットワークの良さには驚くばかりです。

今にも小雪の降って来そうな空模様ながら、車なら30分ほどの距離を孫会い

たさに出かけてまいりました。

大体は決めて来たらしいものの、実際にお店にあふれるきらびやかな人形を目

の当たりにすると、これが又迷うものなのですね。

赤さんは最初は目をパチクリして見ていましたが、そのうち付き合いきれない

とばかり、眠ってしまいました。

最後に、木目込みのお内裏様に3人官女を配したものに決定。

別れての道すがら、赤さんはこの世に生まれ来て初めての雪を体験した由。

どーぞ、お風邪をひきませんように。

そして今日、私は恒例のセンター試験「国語」に挑戦しました。

老眼鏡をかけて新聞に発表されたものを読み解くので、目がチカチカしてきま

した。

古文の文法は全然解からなかったのですが、こんな所ではと思ったのが正解。

漢文は揚子江で眺めたものが、白い雲と何かとの問に、「鳥」にして不正解。

正解は「山」だそうで何故山で鳥ではいけないのか未だに釈然としません。

2,3間違えましたがこれから大学に入るのではないのでまー良しとします。



ohinasama

    1月20日(土)

 大寒の朝です。

さすがに寒いです。

昨日はS医大に診察に行ってきました。 普通ならJ氏が休みをとって病院まで

車を走らせてくれるのですが、昨日はJ氏もB医大に検査に行かなければいけな

かったので、私は久し振りに病院の循環バスに乗せていただきました。

冬枯れの風景を車窓に見て、一首。

   君はあちら 我はこちらの病院へと 別れ行く日よ 年の寄り来て

さて、病院では娘の年頃の美しい女医さんが診て下さる。

「いかがですか。」

「そうですね、肩が懲ります。それに冬だから寒いです。」

「そーですか」

言葉のジャブを軽くかわされて、そうなると後は本題だけです。

細胞検診の結果は2週間後に。 2時間前に採血した血液検査の結果はマイナ

スとの事。  病院の支払いが終わった頃には辺りは夕暮れの雰囲気が漂い始

めていました。  短い冬の日、、、。

病院の柱の影で本を読むこと小一時間、 J氏に回収されて帰宅しました。


 写真は人形店のお雛様を写真に撮らせてもらったものです。

次女さんの赤さんがもうじき初節句を迎えるので、お雛様を贈ろうと思ってい

るのですが、次女さんとの意見のすり合わせに時間がかかりそうです。

祖母ー母ー娘と3代の夢を引き継ぐのですからまあ、ゆっくり選んでもらいま

すけどね。


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
風うさぎ
性別:
非公開
趣味:
読書・猫。
自己紹介:
のんびりと暮らしております。
こちらでは本の感想などを徒然なるままに書いていきたいと思います。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(03/26)
(03/28)
(03/29)
(03/30)
(04/01)