1月27日(土)
今日は3月も末の暖かさとの事でした。
確かに外に出ると風は柔らかで、早い所では梅の花が咲き始めています。
我家の梅は、蕾みは膨らんできましたが開花にはもう少し間がありそうです。
その梅の木に今日もヒヨドリが来ていました。
「あのひよどり、僕と目が合うたびに羽根をバタバタさせるんだけど?」
とJ氏がお茶をすすりながら庭の方を見て不思議そうに言います。
「ああ、餌の催促よー」 と私。
「そうなの?僕、大変だなー、君やビビアンや、鳥の餌の分まで働かなくては
ならないんだから」
「えはらさんがさー、江原啓之さんが言っていたけど、動物が人間に生まれ変
わるまで人間は愛をもって動物と接し、愛の何たるかを互いに学ぶというボラ
ンティアをしなければならないそうだよ。いわゆるスピリチュアルな生き方っ
てやつですよ」 と、またまた私。
「なにそれ」 J氏は全く興味が無さそうに目は新聞に移っています。
そうです、男は獲物を求めて荒野を彷徨っていた頃はいざ知らず、今や日本経
済とかいう巨大な化け物の影を追って日々奔放する毎日なのです。
スピリチュアルなどと本気で語り始めたら、大概は社会の組織の枠の外にはじ
き飛ばされています。
しかし、まあJ氏はハナッからボランティア的結婚をしたとかで、とうに篩から
零れ落ちてはいますけどね。
さて、今夜の夕食は旬の寒鰤の照り焼きと大根、人参、筍などの煮しめ。
鮭のおむすびを夜食に持ち、彼は夜の街にお仕事に出掛けました。
お疲れ様でごんす。ありがとさんでごんす。
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