忍者ブログ
風うさぎの日記
[59] [60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

06do-natu

     10月30日(月)

 食欲の秋とはよく言ったもので、この頃妙にお腹が空く。

だが、太ってしまっては健康に良くないのであまりお菓子の買い置きなどはし

ないようにしているのです。

柿や林檎やミカンといった果物の類いは転がっているが、そんなんじゃなく私

の胃はお菓子が食べたいのだそうな。

しかたがない、作ってみるか、、、。

と思って作ったのが写真の揚げパンです。

彼岸にお団子を作った話を娘にしたところ、「えっ!母にお団子がつくれた

の?」って驚いていましたから、私が揚げパンを作ったと言ったらきっと腰を

抜かすでしょう。

(つていうか母親をばかにしていない?実際のところ。)

人間、お腹が空けば大概の事は出来るものです。

最も、最初は昔なつかしドーナツを作るつもりだったのですが、小さな穴をあ

けるのが面倒だったのでそこのところは省略して只の揚げパンになりました。

「やはり、母は母よね~。」との娘の声が聞こえそうです。

しかし、手抜きの分垣根からサザンカを折り取って季節を添えてみました。

我ながら美味!美味!  たっぷり試食した後、残りの一個をJ氏の酒のともに

お出ししてみました。(何故か敬語)

ビールに揚げパンは要らないと言われるかと思いきや、「おっ!変わった事を

なさって」などと言って美味そうにお食べになっていらっしゃったところを見

るに食欲の秋は彼のお腹にも訪れて来ているようでした。

PR
06akisumire

    10月28日(土)

 この所の異常な気象によって、あちらこちらに梅が咲いたとか桜が咲いたと

かの便りがよくきかれます。

例年、この辺りでよく見かける冬桜よりも、もっと華やかに咲いている桜を確

かに私も何度か、通りすがりの車窓に見ました。

この春、あまり桜を見ることが出来なかったので、その埋め合わせの神様のプ

レゼント(?)なんて呑気な事を言っていて良いものかどうか。

紅葉し始めた木々に混じって妙に初々しい葉の木が立っていたり、夏の日の

ように緑緑したつる草が今を盛りと茂って木や壁に絡んでいたりします。

そして写真は、公園の芝生の中に咲いていたスミレです。

シロツメクサの花と並んで咲いていたものです。

しかし、数日前より垣根にはサザンカの花が咲き始めましたので、確実に冬は

冬で忍び寄って来ている模様です。

春夏秋冬の入り混じった2006年、10月の末。

明日はこたつを設置します。





06kareha

     10月26日(木)

 昨日の朝の夢に、明るく透明な高原を彷徨っている私がいた。

雨の音を窓辺に聴きながら眠ったものだが、日を通さないカーテンの向こうに

台風一過のような朝が訪れていた。

この日の輝きがどうやら私の夢に忍び込んで来たものらしい。

この頃では滅多に見る事が無い、抜けるような青空と秋色の光の中に羽虫が飛

び、それを追ってトンボが飛び交っていました。

わおー!夢とそっくりー。  違うのは夢の中の私は限りなく若々しかった事

ですね。  何時もの事ながら夢の中の私は年など取ってはおりません。

嵐山の畠山重忠公の遺跡を散策していると、11月五日に行なわれる流鏑馬の

準備をしているところに出会いました。

数頭の馬が綺麗な飾り付けをされているところを見ると、これから練習が始ま

るのかもしれません。

秋を探す赤い帽子の小学生の集団とすれ違いました。

写真はこの日私がみつけた秋です。


さてさて日本シリーズは日ハムが今日勝って優勝を決めました。

ヤクルトから行った稲葉さんがMVPを取り良かったですー。

新庄さんの笑顔と涙が印象的でした。

楽天に行った飯田さんも今年限りとか、淋しくなります。





06yuuyake

     10月24日(火)


 「天使の卵」が映画化されたという。

「天使の卵」「天使の梯子」「星々の舟」を続けて読み、すっかり村山由佳ワ

ールドに魅せられたのは昨年の今頃だから、丁度1年を経て彼女の作品を映像

化したものに出会えるかも知れないのです。

そんなワクワク感をもって映画紹介の欄をPCで調べたところ、既に鑑賞した

方々の感想がどれもこれもいま一つ芳しくないのです。

それでも、近くの「若葉シネマ」で上映されるのなら雑音に惑わされず、とも

かく自分の目で確かめるのも一興だと思ったのですが、配給会社の違いからか

どうやら「若葉シネマ」では上映されてはいない模様なのです。

池袋に出かけて行ってまで、見るべきものかどうか目下思案中です。


 さて、秋のもつ詩情に誘われて谷川俊太郎氏の詩集「まっ白でいるよりも」

を十年ぶりに手にしてみました。

本の隙間からどの年の秋の形見ですか、セピア色した枯葉が一枚零れ落ちてま

いりました。

改めて読み直してみると谷川俊太郎氏の詩は、まあ当たり前ですが頭の先から

つま先まで男性の詩でありました。

男性の感覚と男性の論理で教育武装された私でありましたが、10年前この本を

手に取った時は、訳も知らず余りの息苦しさに最後まで読めず、放って置いた

ものであります。

この10年の月日が彼の詩を若干理解出来るところまで私を成長させてはいる

ものの、茨木のりこ氏の詩のように(女性としての遺伝子レベルから慄くよう

に理解できる)ところまではいきません。

それにしても「櫂」同人誌のお仲間として、大勢のそうそうたる男性詩人と交

わり(谷川氏の激しい突っ込みも有ったと聞くが)よくぞ女性の感性を潰され

ず、研ぎ澄まし肯定して下さったものと驚きます。

私もこのところやっと既成概念から開放され、自分の視点から物事を見る事が

出来るようになりました。

年を取るのが悪いとばかりは言えないとは、こういう事でしょうか。

冷たい秋雨が降り続きます。

北海道での日本シリーズ日本ハム対中日第3戦どうなりますことやらね。






haro-in06

   10月22日(日)

ハローウィンという外国のお祭りを知ったのは何時の事だったろうか。

日本には日本の収穫祭はある。

畑で採れた野菜を神様にお供えをし、生きた魚を恵比寿様に供え、果報だんご

を家族でわいわいと食べた夜。

しかし今、田舎でも果報だんごなぞ知る若い人が居るのだろうか。

お団子の中に1Cmほどの木片を入れたものを数個作り、そのお団子にあたった人

は果報が舞い込むとのいわれがあった。

あんこと雑煮と2種類の料理が用意された。

北国に本格的な冬が到来する前の一夜、囲炉裏を囲んで祖母や両親や兄や姉た

ちとの懐かしくも遠いお話です。

かぼちゃのお化けに出会ったのは無論田舎を後にしてからの事。

かぼちゃをくりぬき灯かりを入れるという発想は新鮮なものがありました。

10月に入ると店には山ほどのハローイングッズが並び始めます。

それからクリスマスグッズも。

今宵、新月 。月の無い暗い空を魔女が箒に乗って飛びまわっているかも知れ

ません。それから沢山のお化けたちも。

それにしても、日本の古くからの神様たちは肩身の狭い事ですね。




忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
風うさぎ
性別:
非公開
趣味:
読書・猫。
自己紹介:
のんびりと暮らしております。
こちらでは本の感想などを徒然なるままに書いていきたいと思います。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(03/26)
(03/28)
(03/29)
(03/30)
(04/01)