
1月16日(火)
カメラとは不思議なもので、人間の目が捉えている現象をそのまま伝えては
くれないものなんですね。
草むらにきらめく朝つゆ、銀色の蜘蛛の巣、夕映えの中で輝き始める宵の明星
など等、あれ~っと思う程何も写ってない事が多いんです。
この写真もそうで、撮りたかったのは冬の空に輝いている宵の明星でした。
でも、実際撮ってみると星は白い小さなホッチでしかなく、逆にあまり意識し
ていなかった夕映えの空が、虹色のグラデーションで写っています。
写真を写すのが巧い人はこの辺がちゃんと計算されていて、撮りたいものを
撮りたいように撮れているのでしょうね。
どこぞのどなたかの写真でお見受けした、水の雫に映る風景の写真など、今の
私のカメラでは無理なのでしょうか。
弘法筆を選んで、カメラを変えてみる?