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風うさぎの日記
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09oume


      3月14日(土)

 朝夢を見ました。

高いお寺の階段を上っていくと、石段に覆いかぶさるような大木があっ

て、その枝の窪みに小ぶりなトトロが寝ころんでいました。

石段を上って来た私に彼が云う事には、「この度、私も弟子を取ることに

致しましてね。」

「弟子でございますか?」

鷹揚にうなずいてトトロが指さす先は、はるか階段下の大木の根の辺り。

その入り組んだ根元の窪みに同じように寝転んでこちらを見上げているの

は、なんと親指姫大の喜劇界の大物女優「M]。

その時、3日振りで仕事に出かけるJ氏の起き出した音が階下でして、私

は急遽、夢から引き戻されたのでありました。

我ながらたわいも無い夢を見たものでありますが、それも昨日青梅の吉野

梅郷を満開の梅をめでつつ、山を上ったり下りたりしたせいなのかも知れ

ません。

「今年はまあ綺麗に咲きましたねー。」と見知らぬ奥様。

「おい、奥さんせっかくの一眼レフなんだから、おでこにカメラをくっ付

けてシャッター切りな。そんなんじゃぶれるだろう~。」

と見知らぬカメラ紳士。

眼鏡越しにレンズを覗くのは大儀なので一眼レフは封印してあったのを、

「あ~そうですね、有り難うございます。」とか言って彼が近くに居る間

は、レンズを覗きこんだりした私。

 (後ろでJ氏が嗤っていました。)

 低気圧が接近しているとかで、決してよい天気とは言えなかったのです

が、夕方まで雨も降り出さないでいてくれたので良しと致しましょう。

中央口付近には出店や茶店が出ていて、梅まつりらしいにぎやかさなので

ありました。

出店で「胡桃の甘納豆」なるものを買い、近くの農家の庭先から盆栽仕立

ての梅(ピンクの八重)を買い求めました。

さて、来春この盆栽の梅の枝に再び花が咲くことでしょうか、、、。

楽しみです。

今日は朝から雨の一日です。   満開の梅も散ってしまうかもしれませ

んね。


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ohinasama


        3月8日(日)

 例年より暖かな冬であったと、様々なところで言われていますが、2月

末から3月のはなにかけてあまり好天には恵まれず、本当かいなと寒々と

した空を見上げています。

2月末の病院の日もみぞれ混じりの雨の日でしたし、3日の赤さんの初節

句の帰りも降りしきる雪の中を冷や冷やもので帰宅したのでありました。

金曜日は雪にこそならなかったのですが、1日中冷たい雨が降り続き、私

は炬燵にエアコンにおまけにハロゲンヒーターまで引っ張り出して暖をと

るしまつでした。

そんな雨の日でも梅の枝に挿した林檎(ミカンはもうお店に無くなったの

で)に鳥たちが飛来するのも、何か哀れを誘います。

今日、山ほど届いた町からの広報をあれこれ目を通していますと、今月の

中旬以降数回に分けて、からす、すずめ、むくどり、ひよどり等を害鳥と

して猟友会が駆除するのだそうです。

あ~、これも何とも切ない話です。

  寒い寒いと言いつつも、庭の梅の花が散り始めました。

沈丁花の香りが漂い始め、桃色の馬酔木の花も開き始めています。

2つ3つ顔を出したフキノトウを天ぷらにしろとJ氏はのたまいますが、

フキノトウならお店に、これから幾らでも出ますゆえ、庭のを食べるのは

止めませんか?

きょう、飾ってあった手作りのだんご雛を仕舞いました。

段々、出すのも仕舞うのも億劫になって、今年はこんなのでごまかしてし

まいました。  それでも雛あられは一人で2袋も食べたし、3日は赤さ

んの所だったので、翌日豪華に(?)雛祭りの御馳走も作ったし、まずま

ずのお節句でした。

それに赤さんの病気も一応完治となったそうで、めでたい事です。

桜の花でも咲きましたら、皆で花見でも致しましょうか。

09-ume-2


       世の中は混乱しきって物騒な話ばかりです。

世相が変わる時と言うのは腐敗やら矛盾やら、何やらかにやら表立って来

て、混乱はつきものとは思うのですが、はてさて日本は一体どこへ流れて

いくのでしょうか。

 そんな日本で唯一明るいニュースとばかり、ここ数日は映画「おくりび

と」のアカデミー受賞の話で持切りです。

おくりびとの本木君を見ようと映画館は満員なのだそうです。

 昨日も生憎の冷たい雨降りDay。

だからという訳でもないのですが、骨休めにふらりと寄った長女さんを入

れて我々も3人で映画館にくりだしました。

でも、鑑賞したのは「おくりびと」ならぬ「マンマ・ミーヤ」

ギリシヤの小島を舞台にメリル・ストリープ演じるミュージカル喜劇で

す。  娘の結婚式前日から結婚式当日までの2日間の出来事。

話は単純ですが、多少ほろ苦く多少甘く、しかし地中海気候の明るく乾い

た風土の中で人々は底抜けに明るく元気で、映画はとんでもなく楽しかっ

たです。 

館内のあちらこちらから時々クスクスと笑い声が、、、。

ミュージカル映画は本当に久しぶりで何時以来だったろうと考えるに「オ

ペラ座の怪人」以来かも知れません。(あの映画も良かった)

なにやら心の憂さが晴れて、又元気に頑張っていけそうです。





tubaki


        2月24日(火)

 さて、花一匁の一匁とはお金だと今の100円程度なのだそうです。

重さだと3,75g弱との事。

そうか、知らなかったな。 最も知らなくても何の不都合も無く今まで生

きてきたけれど、そう言えば、あれは小学5年生の時。

算数の時間に重さの単位が出てきた時のこと、「家族の体重を調べてくる

ように」との宿題が出されました。

早速家に帰って、祖母や父母に体重を聞いてみたものの、「はて、何キロ

ときかれてもな~? 何貫とか何匁とかじゃだめかの~?」

との答えでありました。

土間の隅に置かれてあるのは、お米の俵の重さを計る大きな量りで、今と

は違ってキロ表示のものではなかったのだと思います。

さて、翌日、大体似たような生活環境にあった我々55名のクラスメート

は、誰一人宿題をなす事ができないまま登校と相成ったわけです。

一人も宿題をしてこなかったという事で先生はショックを受けたのでしよ

う、私たち数人を選んで一時間教室に立たせたのでありました。

尺貫法が敷かれて間もない頃だったのでしょうか、弁明もつかない不条理

に10歳そこそこの心を痛めながら、1時間立ちんぼしましたっけ。

そんな若干苦い思い出の残る一匁。

ついでだから云ってしまうけれど、人権侵害だからと言って表現できなく

なった文学上の言葉の多いこと。

どんなに丁寧な言葉でも心の無い言葉の方が冷たいものだと思いますのに

ね。      古里まとめて花一匁





wabisuke


        2月23日(月)

 夕方になって雨が上がりました。 寒い一日でした。

しかし、雨上がりの庭に出てみますと、様々の植物たちの芽生えが始まっ

ております。 桜草も良く咲いています。

見かけによらず丈夫な花です。

 さて、話違って、先日「フジコ・ヘミング」のコンサートのチケットを

次女さんが手配してくれました。

音楽に造詣の深い方ではありませんが、フジコ・ヘミングの弾くショパン

は好きです。 

十代の終わりごろバッハの「トッカーターとフーガ」に心打たれて以来の

音楽との出合いだったような気がします。

まだまだ先の話ですが、J氏と二人で楽しもうと思っています。

    
     浅き春 侘び介集め 花一匁    風うさぎ

     




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