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風うさぎの日記
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aki-bibi


      12月1日(月)

 今日から12月との事。

こうも慌ただしく月日が流れていきますと、冬を厭っているのももったい

ない気が致します。

今日から冬到来と言う事ですが、これから3ヶ月何とか体調を崩さず頑張

りたいと思います。

遊歩道の山ぼうしの葉が美しく色づいて、朝に夕に我が目を楽しませてく

れていましたが、今日町の管理の手が入って見事にばっさりと剪定されて

しまいました。

今が一番綺麗な時でしたのに。

しかし遊歩道の植物たちは公共のものなので文句の言いようがありませ

ん。

植樹された町の木々たちは、栃の木にせよユリの木にせよ、銀杏でも何で

も落葉が終わりきらないうちに丸坊主に切り込まれてしまいます。

山ぼうしはまた来年、小さな緑の葉の萌(めばえ)を、又初夏に真っ白な

花が咲くのを、心待ちに待たせて頂くことに致しましょう。

写真は、紅葉の赤い照り返しの光の中で眠るびびあんです。

彼女もすっかり冬毛にかわってまあるくなりました。



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housei-hiroba


      11月28日(金)

 昨日も今日も冷たい雨が降っています。

それ故、一昨日の「紅葉見ナイト」敢行はある意味、正解だったような気

がします。

6時過ぎに入園し、閉園する8時半頃まで公園内を歩いておりましたが、

昨年のような深々とした冷え込みはありませんでした。

そのため、紅葉は一斉に紅葉するでもなく、もう既に散ってしまったもの

からまだ青い葉のものまでばらばらで、照明に照らし出された紅葉たちは

残念ながら昨年の美しさはありませんでした。

しかし、各所に草月流の方たちのオブジェが置かれ、中高生の美術部が作

ったという絵灯篭が道を照らしてくれ、とても素敵な空間を作り出してお

りました。

親に連れられた子供達がとても楽しそうでした。

日常と全く違った時空に放り込まれ、多少興奮気味に走り回っているので

す。

そうした子供達を見ていると、このごろ子供の視点というものをすっかり

失っている自分に改めて気付かされました。

いつの間にやら失われてしまった子供の頃の感性、、、。

たまには五感を人生スタートの頃に戻して世界を感じて見るのも必要だと

つくづく反省した次第です。

中央の売店は今年も見事なイルミネーションに飾られておりました。

そこで、野の花や4つ葉のクローバーが封じ込められたストラップやしお

りなど、ちょっとした小物を買い求め折り返しの道を辿ることにしまし

た。

写真は「妖精の広場」で楽器をかなでる妖精です。

広場には子供が数人は跨げる位の、木製の汽車が置かれ、近くに沢山のロ

ウソクの火が燃えていました。  

もしかすると製作者は「銀河鉄道の夜」をイメージしていたのかも知れま

せん。

とすると、この妖精は「セロ弾きのゴーシェ」と言う事になりますか?

まあ、ひとそれぞれ思い思い、空想の世界で楽しめるのが「夜」の持つ良

さなのかも知れません。



cyu-kandaira


    11月24日(月)


 今日は昨日と打って変って、昼過ぎから雨が降っています。

1週間ほど晴天続きだったので、まあしかたがありません。

昨日は、中間平の紅葉を見て参りました。

昨日は森林公園の「紅葉ミナイト」に行こうと思っていたのですが、今年

寄居は中間平の紅葉を見ていなかったことを思い出し、森林公園は後日と

云う事にして、車は小川町を越えて寄居方面に向かいました。

途中、小川町の伝統工芸館の前を通りますと、広場でテントを広げ、なに

やら楽しげに催し物を開いていたので立ち寄ってみました。

夜、テレビの報道によると、どうやら子供歌舞伎や切絵などの催しがあっ

たらしいのですが、時はまだ2時そこそこだというのにテントをたたみ始

めている人たちもいて、全てはもう終わった後のようでした。

お野菜も安く売られたようなのですが、私たちの出足が遅かったようで

す。

かろうじてまだ開いているテントからおだんごとたこ焼きを買い求め、

その温かさと刺激的なソースの香りを抱えて中間平に向かいました。

中間平の紅葉は少し最盛期は過ぎていましたが、西に傾いた太陽が自然の

照明になって、森は幻想的な空間を作り出していました。

山の下からSLの走る音と汽笛が聞こえてきました。

秩父鉄道をSLに乗って紅葉を楽しんでいる人たちもいるのでしょう。

ここにも沢山の中高年がカメラを抱えて、秋の山が見せる一瞬の永遠の横

顔を写真に収めようと一生懸命なのでした。

「見事ですな」

「そうですね、かなり散ったものもありますが綺麗ですね」

「もう少し上った所にもっと綺麗なところがありますよ」

「そうですか、では行ってみます」

「道が二つに分かれている辺りです」

「あーそうですか、有り難うございます」

みんな、何かに清められたような柔らかなお顔になって、知らないものど

うしが、言葉を交わし合うのでした。

と、いう事で写真は中間平の紅葉です。



bibi-kiku


       11月21日(金)

 だいぶ寒くなりました。

朝、目覚めると向かいの家の屋根が霜で真白でした。

先程、しまい忘れた布団を慌てて取り込んでおりますと、遊歩道の散り残

った桜の葉に夕日が一瞬燃え上がるようでした。

目を遠くに転じると、あかみち公園辺りの木立はもう裸木で、その上に広

がる空と雲は、少し夕焼けて、寒々と冬の横顔を覗かせているのでした。

 さて、話変わって今朝の話。

J氏は最近、池波正太郎とか平岩弓枝などの時代小説にハマっていて、か

なりの量を読破しているはずなのですが、読んでいる中味など、とんと口

にしないのです。

聞いても、「いや大したことが無い」との事。

大したものでもないのにそんなに読むかーと思っていた矢先、食通の池波

正太郎が小説に乗せた料理を、実際に作ったという本を「これは面白かっ

たです」といって炬燵の上に置いて行った。

(おー、敵はそうきましたか)

確かに私の作るものは最近マンネリに陥ってはいます。

昨夜などは水炊きを作ろうとして、(ラジオ講座に気を取られ)ポン酢に

するところを普通の醤油味をつけてしまいました。

「これはこれで大変美味しいですよ」

など言いながら、鳥好きのJ氏がいつもの半分しか食べなかったのは、、

まあそう云うことだったのだと思います。

で、どれどれと「包丁ごよみ」と題するその本を開いて見ますに、曰く。

秋 松茸のほうろく焼き  さわらの松茸ばさみ 松茸ごはん 土瓶蒸し

お~い松茸って何?

秋はやめて、冬の料理にしよう。

冬 鮎豆腐 カキと生海苔の生姜和え 鴨と冬菜の味噌汁 新米

食べた事の無いものは作れません。

さて、今夜は何を作って旦那様をお待ちすればよいかしら?

昨夜の水炊きの残り、白菜にくるんだ春菊の色も変わり果てて、哀れな姿

になってしまっているけれど、あれも捨てずに何とかしよう。(汗)

ranzan


     11月19日(水)

 昨日、窓辺のゼラニュウームの花の辺りに雪虫が飛んでおりました。

雪虫は冬の使者です。 もうすぐ寒くなるという証です。

夜、何気なく空を見上げますと、筋雲のまにまに星が光り、何と白鳥座が

頭上を飛んでおりました。

あ、この時期、白鳥座は真上にあるのかと、首を痛くして見上げています

と、何と白鳥座のしっぽの辺りから長い尾を引いて、白い流れ星が流れた

のでありました。

宇宙空間は私の意識するとしないとにかかわらず、かようにダイナミック

に且つ、精密に私の周りで息づいているのでありました。

さて、今朝は冷え込んだとはいえ、まだ霜が降りるほどでもなく、気持よ

く晴れ渡った朝でした。

窓辺から差し込む光で後頭部を温めながら、図書館から借りていた本を急

いで読み終えました。

買い物に行く前に新しい本を図書館で借りたかったのです。

今日は、高田好胤と瀬戸内寂聴と金子みすずの本を借りました。

図書館から本を借りるようになってから読書傾向が変わりました。

気楽に本を選べるようになったからです。

図書館を出て、嵐山渓谷を歩いてみました。

嵐山渓谷と言っても、皆がバーベキュー大会をする所よりはずっと上流の

辺りなのですが、最近は、この辺も人に知られるようになり、カメラを抱

えた人々に多く出会うようになってしまいました。

今年は銀杏は散り始めましたが、もみじは少し紅葉が遅れているようで

す。 総じて今年は昨年のような紅葉は望めそうにありません。

写真は今日の嵐山渓谷です。





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