11月28日(金)
昨日も今日も冷たい雨が降っています。
それ故、一昨日の「紅葉見ナイト」敢行はある意味、正解だったような気
がします。
6時過ぎに入園し、閉園する8時半頃まで公園内を歩いておりましたが、
昨年のような深々とした冷え込みはありませんでした。
そのため、紅葉は一斉に紅葉するでもなく、もう既に散ってしまったもの
からまだ青い葉のものまでばらばらで、照明に照らし出された紅葉たちは
残念ながら昨年の美しさはありませんでした。
しかし、各所に草月流の方たちのオブジェが置かれ、中高生の美術部が作
ったという絵灯篭が道を照らしてくれ、とても素敵な空間を作り出してお
りました。
親に連れられた子供達がとても楽しそうでした。
日常と全く違った時空に放り込まれ、多少興奮気味に走り回っているので
す。
そうした子供達を見ていると、このごろ子供の視点というものをすっかり
失っている自分に改めて気付かされました。
いつの間にやら失われてしまった子供の頃の感性、、、。
たまには五感を人生スタートの頃に戻して世界を感じて見るのも必要だと
つくづく反省した次第です。
中央の売店は今年も見事なイルミネーションに飾られておりました。
そこで、野の花や4つ葉のクローバーが封じ込められたストラップやしお
りなど、ちょっとした小物を買い求め折り返しの道を辿ることにしまし
た。
写真は「妖精の広場」で楽器をかなでる妖精です。
広場には子供が数人は跨げる位の、木製の汽車が置かれ、近くに沢山のロ
ウソクの火が燃えていました。
もしかすると製作者は「銀河鉄道の夜」をイメージしていたのかも知れま
せん。
とすると、この妖精は「セロ弾きのゴーシェ」と言う事になりますか?
まあ、ひとそれぞれ思い思い、空想の世界で楽しめるのが「夜」の持つ良
さなのかも知れません。
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