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風うさぎの日記
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yuuhi-momizi

                11月25日(土)

 昨日、注文していた鍋セットが届いたと店から電話をもらったので、受け

取りに出かけました。

結婚した時、月賦で買った鍋一揃いをこの三十余年使い続けて来ました。

鍋そのものは(時々焦がてしまったとしても、)そう痛むものではなくまだま

だ使える状態でありましたが、ゆき平鍋の取っ手が2つとも、長い時間の中で

グラグラになり時々すっぽり抜け落ちるしまつ。

その度にJ氏がネジを締めなおしたり、取っ手の後先を変えたりしてとりあえず

は使えるようにしてくれていたものです。

ところが先日、ふらふらスーパーを覗いていた時、ガス、電気、レンジにも取

っ手を外してそのまま使えると言う優れものの鍋を見つけてしまったのです。

内側がテフロン加工されており、適温を知らせるお知らせマークが入っていて

、その上チラシに載ったお買い得品ときてはもう買うしかないですよね~?

と言う事でついつい衝動買いをしてしまったのですが、結構注意事項が多くて

果たして私に使いこなせるものやらどうやら、、、。

鍋を後部座席に、S医大に先月の検査結果を聞きにまいりました。

「検査の結果ですが、、、ああ大丈夫ですね。最近出血とかあります?」

「検査結果がマイナスでも出血したりするんですか?」

「検査はあくまで目安ですから。おかしいことがあったらすぐ来て下さい。

何か心配な事あります?」

「傷口がまだ痛痒いんですが、いつ頃までこういう状態が続きますか?」

「どれどれ、ああ、これは体質ですね。」

「た、体質ですか?(汗)そのうち時間をかけて馴染んでいくとか??」

「サー・それはどうですかね。」

解かったような解からないよな、、、。

待合室のJ氏に告げると「良いじゃないか検査がマイナスなら。」とのお言葉。

んんーそうだね。風は冷たいが今日の天気は最高。

写真は病院を後にして車を走らせ、何とか入日前に間にあった中間平の紅葉。

(この時の中間平の写真は後日、写真館の中でお知らせいたします)

「燃えよ、燃えよ、お山。」





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06yamanami

   11月22日(水)

 先日、長女さんとカール・ブッセの「山の彼方の空遠く」の原文はどうなっ

ているのだろうという話になった。

「海潮音」に載せられている上田敏訳のこの詩を、子供心に諳んじて幾星霜

今、改めて思うに何か解かったようで解からない詩だと言うことに気が付い

た。が、確かに今更人に聞けない話ではある。

ともかく、原文はどうなっているんだとの話になり、長女さんが調べてくれる

事になりました。

そして、一昨日そんなことはすっかり忘れていた私に長女さんのメールが届き

ました。

そして、ああ何たる事、油断しておりました。

カール・ブッセ氏はドイツ人だったのです。

原文は勿論ドイツ語。  そして人間学んだ事の無いものは何一つ解かるもの

ではないんですね。

と、言う事で今回は私の名(迷)訳の「山の彼方の空遠く」です。

 どっかに行けば幸せが見つかるかも知れないって

 みんな村を後にして出て行くから

 おいらも若いときふら~っと山を越えて旅にでてみたさ。

 それで「幸せ」はみっかったかって?

 いいや、田舎もんにゃあ世間の風は冷たくて

 毎日、食うや食わずの生活に泣き暮らすしまつよ。

 結局老いさらばえてまた一人村に戻ってきちまった。

 なあに、もおっと遠いお山の向こうならね、あそこならきっと「幸せ」が

 有るにちがいないさ。

 遠い空の向こうでおいらを呼ぶ声がこの頃よく聞こえるんだよ。

 あそこならね、きっと本当の幸せがあるに違いないよ。


室生犀星氏の「小景異情」の中に

 ふるさとは遠きにありて思ふもの

 そして悲しくうたふもの

 よしや

 うらぶれて異土の乞食となるとても

 帰るところにあるまじや

 ひとり都のゆふぐれに

 ふるさとおもひ涙ぐむ

 そのこころもて

 遠きみやこにかへらばや

 遠きみやここにかへらばや

と相対するような詩がある。

でも、「山の彼方に」の詩の方が帰る故郷がある分だけ幸せなんですかね?


zeranyuumu

     11月21日(火)

 昨日、一昨日と氷雨の降る寒い日が続きました。

東京国際女子マラソンで土佐礼子さんや、高橋尚子さんが雨の中を走っていま

したが、こちらでも同じでした。

朝、窓を開けると、ほどんど裸木になった桜の枝に、ひよどり、四十雀、メジ

ロ、雀が集まってきて庭を覗いている様子です。

雨の降っている間、鳥はねぐらで静かにしているものですが、雨の中、朝から

餌を探しに出かけてきた模様です。

そろそろ野や山に鳥たちの餌になるものが減ってきたのでしょうか。

林檎やミカンを梅の枝に刺してあげなければならない時期がやって来たのでし

ょう。

そう思って台所の果物盆を見ると、あれれ、、人間の食べる果物もありませー

ん。J氏の風邪引きで思うように買い物にも行けなかったので、冷蔵庫の中も

結構すっからかんになっています。

春の入院以来生協も休んでいるので、あるものをやり繰りして次のお買い物ま

で食べ繋ぐという、私的にはある意味とても良い習慣がついています。

ただ、このところのJ氏の長引く風邪は計算外で、今家にあるものといったら

お米とミソと大根半分といったところ、、、。(汗)

ゆっくり起きてきて朝食を食し、病院から貰ってきた抗生物質を飲もうとして

いるJ氏に薬の服用を(可愛そうでしたが)止めてもらい、買い物に付き合って

もらいました。

小川町の農協で野菜を買い、同じ小川町のスーパーでペットショップの猫さん

を見がてら、食材を買い込み、軽く食事をし、百円ショップでブラブラして

「恐るべし百均」などと言いながら、よく考えれば大して要らないものを何点

か買い込んでいる私。

一時過ぎに家を出て、家路についたのは5時近く。

辺りは天候が悪いとはいえ、すっかり日が暮れおちているのでありました。

 そして、今日目覚めて窓を覗くと、何と薔薇色の朝焼けです。

あまりの美しさに私はカメラを取りに居間に下り、(ちょっと小用を足し)

部屋に戻って開け放ったままのベランダに飛び出したのですが、あらら、、、

空は冷ややかな薄水色。

永遠の美女の微笑みを、盗み取ろうとなどと画策するのであれば、小用を足す

などという失礼をしてはいけないという教訓ですかね?
hikari

   11月18日(土)

 ワイス博士の前世療法と言うものがあります。

CDを聴きながら瞑想しリラックスすることによって、自分の心を癒していく

方法です。

その中で、「自分の一番好きな色を思い浮かべてごらんなさい。」との指示が

出ます。

その時私が思い浮かべるのは、輝くグリーンの光です。

この光が体の隅々に行き渡り、心と体の全てを癒していくというものです。

人によっては自分の前世にまで溯り全ての過去が見えてくるとのことですが私

には今のところそれは無理です。

しかし、この色を見ているうちに子守唄を思い出しました。

「ねんねこぼっちゃん、かめのこぼっちゃん、おさけにおっぱいぱ~い」

これだけの繰り返しの子守唄です。

私に子供が生まれた時、姑(はは)が「H家ではこれが代々の子守唄ですから」

と教わりました。

変わった子守唄でしたが、簡単ですし「羊が1匹羊が2ひき、、、」のような

催眠効果があるのかも知れません。

ある日、テレビでとある高名な方が私の子守唄は「なんねこぼっちゃん」

であったと言っているのを聞いて、ああ、確かに過って東京の限られた一部の

人たちにこの歌が歌われていたのだと確信したのでした。

どんどん寒くなってまいりました。

J氏の風邪は一進一退といったところです。
kara-suto-n

  11月15日(水)

 とうとうJ氏まで風邪をひいてしまいました。

昼の比較的暖かな時間に、3日分の食料の買い物だけは付き合ってもらいまし

た。花屋の庭が一面パンジーに覆われていましたので、1ケース(28ケ入)

とガーデンシクラメン2鉢を買って帰りました。

寒さに強い花を枯れた鉢と取り替えていくのも冬支度の一つです。

昼食後、J氏に自室におひきとり願った後は、休日なのになんかひま~です。

最も、姑(はは)の誕生日のお祝いに「ターシャの家」「ターシャの庭」

の本2冊を買って来たので、それにこの度生まれてきた赤ちゃんの写真を何枚

か印刷し、手紙と共に添えて明日輸送出来るところまではしておかないと。

姑(はは)とターシャさんの年齢がほぼ一緒で絵を書く生活も似ているので、

この本を選んでみました。喜んでもらえるかな?

そんなこんなしているうちに雨が音も無く降ってまいりました。

写真はひま~な時遊んでもらった名も無い(?)小石たち。

それぞれにそれぞれの色が備わり、光の中で小石も宝石のようです。







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