忍者ブログ
風うさぎの日記
[60] [61] [62] [63] [64] [65] [66] [67] [68] [69] [70]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

akinohana

    10月19日(木)

この所良く晴れた穏やかな日が続く。

雨の日の多かった夏や台風の上陸の多かった秋口に比べて、やっと心ゆくまで

の太陽と青い空を楽しむ事が出来る。

とは言っても8月のはなから、右の肩や腰が妙に凝って苦しいので、10月に

入って整形外科に通い始めた。

肩と腰のレントゲン写真を10枚程度撮って見てもらったのだが、若干背骨の

歪みはあるものの、病的に骨に異常が有るほどでは無いのだそうな。

ともかく電気治療とマッサージのリハビリに通うことになった。

通い始めて3週間、特にめざましい改善も今のところみられない。

そう言う訳で、足を動かすと結構体に負担が来て、心臓もどきどきするのです

が、秋の明るい太陽の誘いに逆らいがたく、久し振りに裏山を散歩してみまし

た。 稲の刈り終えた田んぼ。野菊の花と花あぶのうなり。おけらの花。あざ

み、そばな、ススキ。そして烏瓜の赤。

結果、重い足を抱えてW整形外科に飛び込む。

明日はS医大の2つの科の診療の日なのでほとんど一日仕事です。

秋も深まりゆく今日この頃、あんまり考えすぎると鬱々としてくるので、明る

く明るくいきましょうかねー。

PR
koriusu

    10月12日(木)

 連休最後の日の9日、あまりにも天気が良かったので森林公園のコリウスガ

ーデンを見に出かけました。

コリウスガーデンに至るには中央口から入園するのが近道です。

この日は年4回あるという無料入園の日で(そのせいばかりとは言えないでし

ょうが)実に沢山の人出がありました。

そしてその多くの人達がそれぞれに愛犬を伴なっているのが印象的でした。

ハーブガーデン前のお休み所では、まるでこれからドッグショウーが始まる

のではないかと思う程に、ペットショップで良く見かける様なワンワンさんと

共に、人々はハーブティなどいただきながら憩っているのでありました。

この日は北朝鮮が核実験を実施してしまった日でしたが、この様子を見る限り

日本はまだまだ平和でございました。

コリウスとは観賞用の色とりどりの葉です。

この季節になるとテレビや新聞で広く紹介されるので、森林公園のコリウスガ

ーデンを知っている人は多いと思います。

庭の中程にコリウスで出来た象の物見台が2つあったので登ってみました。

眼下に広がるコリウスガーデン。

赤いコリウスは、秋の日を斜めに受けてまるで燃え上がるようでありました。



帰り道の池のほとりには、黒い川鵜と白鷺の群れ。

あの黒い鳥は何かと年配の御夫婦が聞いてきました。

あの鳥と同じ黒い鳥が荒川に放流した鮎を稚魚のうちに食べてしまうのだと

か。(せっかく忘れていたのになー。食うか食われるかの緊張感。)

優雅に水辺を舞う姿は鵜であろうと白鷺であろうと暮れかけた薔薇色の空に美

しい。



kyouryu

      10月8日(日)

  「逃避」 (一つのアイディンテティ)

 ダラダラ坂のテッペンに生えている一本のヒマラヤ杉。

薔薇色に燃える空が俄かに褪めて

夕月がヒマラヤ杉を滑り降りる。

小さな村の古びた窓から祈りにも似た思いを載せて

夜毎、月を沈めた。

山の貴方の空遠く

山の貴方の空遠く


 都会の雑踏を歩き始めて見上げる空。

紫色に染まる新宿の夜の空。

人はすぐ側にいるのに

彼らは心の地平線を決して他人に見せはしない。

シャラランと鎖の音をビルの谷間に響かせ

見えない羽根を広げて

アヒル飛びなさい。

アヒル飛びなさいとは何時の時代の呪文だったか?


 逃げ込んだ森の奥深く。

しかし、例えどんなに森深く隠れ住んでも

ここは日本の片隅。

番号をふられた私は森に迷っていることすら出来ない。

ましてや大声で自由に歌声を上げるなど、、。

この森は誰の所有地ですか?

私は青いテントの不法住民ですか?

青いテントの住人よりも不自由ですか?


だけれど私は知ってしまった。

この国を逃げたところで夢見る国などありはしない。

多くの国はあまりにもいまだに貧しい。

あの大きな自由の国アメリカは他を蝕んで口を拭う。

そんな国に傀儡されて引きずられていっていいのですか?

ああ、確かに私たちは直接間接、民主主義の名の下に彼らを選んだのでした。

私たちの指導者を。


私は今アンドロメダの銀河の一つの星に生まれ変わろうと

思っています。

最初は小さなアメーバーから。

長い時を経てやがてアンドロメダ語を学び

アンドロメダ憲章を立ち上げ

仲良くアンドロメダに住まうのです。

夜空の彼方、星の中。

夜空の彼方、星の中。


06.10.7tuki

       10月7日(土)

 昨日、次女さんから手紙をもらった。

10月24日からのグループ展のDMを送ってくれたのだが、封筒に貼られてい

た切手が何と池田理代子女史の「ベルバラ・オスカル」であった。

「ベルバラ」をリアルタイムで読んでいた身としては、実になつかしくほれぼ

れと美しいオスカル様に見入ってしまった。

週刊誌は神田の書店街に行くと日本で何処よりも早く手にする事が出来た。

言い訳がましいが別に漫画本だけを求めて古本屋街を彷徨ったわけではない。

専門の本や中古のレコード盤を探すのが本来の目的。(いや、ほんとに)

昨日、16.17号台風が秋雨の停滞前線を刺激したとかで、この付近はものすごい

どしゃぶりに見舞われた。

その雨の中、車を走らせながらラジオを聴いていると、今や漫画家と言うより

は声楽家の池田理代子女史が鈴をふるわすような見事なソプラノで「月見草の

花」を歌っていた。

「月見草の花」と言っても知らない人のほうが多いのではなかろうか。

かく言う私も「宵待ち草」は時折口づさんでも「月見草の花」は長いこと忘れ

去っていた歌でした。ほとんど半世紀近く!!。

昨夜、何を食べたかもおぼつかなくなっている昨今、半世紀ぶりに記憶の底か

ら甦った歌を理代子女史に合わせて歌ってみたが(無論キーをだいぶ下げて)

歌詞も曲も脳みそのおくーの方で確かに覚えていました。

子供の頃に覚えたものってちゃんと残っているんですねー。

新聞を開いて確認すると7日の月齢は14.6との事。

満月は今夜なのか明日になるのかよく分かりませんが、雨に洗い清められた空

には見事に円い月が登っております。

雨で避難していた虫たちも戻って来たようです。

ningyou

       十月三日(火)

 今日はJ氏の胃カメラの検査の日で、朝早く緊張して会社の健保に出掛けてい

った。なにせ、人一倍のどが敏感な彼は胃カメラが飲めず、一度はとうとう失

敗に終わっているらしい。

再検査の日が近づくとのどに神経が集中するのか、なんでもない時に「ゲ

ッ!」とかやっていて実に気の毒な感じでした。

今日は果たして無事胃カメラを飲む事が出来るのか、検査の結果は如何なもの

かと、朝早くJ氏を見送った後、私もなんとなく落ち着かない時間を過ごしてい

ました。

折りしも、ぼんやり眺めていたTVが「命のスープ」という辰巳芳子女史の「人

参スープ」造りの番組でした。

「スープ」というものはどうやら体に良いらしい。

見ていると比較的簡単なので、私もちょっと挑戦してみようと思いついた。

炒めた玉ねぎに5mmの銀杏切りの人参を入れ蒸し炒めをしてコンソメスープで煮

る。柔らかくなったらミキサーにかけ再び鍋に戻し、牛乳を入れて塩で味を整

える。祈る気持ちを入れて大事に作るというのがミソらしい。

昼過ぎ、何とか胃カメラを無事飲み込む事が出来、多少のどに傷を付けながら

も胃そのものは問題なかったと、J氏生還。

昨夜から何も食べていなかったJ氏はお腹は空いていたものの喉はまだ麻酔の後

遺症があったので、このスープは今日の彼にはバッチシ。

うう~ん、これならこのスープこれから時々使えるかも知れません。

 「このスープなかなか美味しいと彼が言ったから10月3日はスープ記念

日」なんちゃって。

それで今日はスープの写真でもアップしょうと思ったのだけれど、デジカメを

持ち出したらJ氏がヘッと笑ったものだから、そうよねー。そうよねー。

こんなんですぐに写真をアップするなんておこがましいわよねー。とへそを曲

げ、少し前に娘の為に(孫の為に)完成した人形の写真なんかはどうだろう。

 ふん、可愛いかも知れない(?)




忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
風うさぎ
性別:
非公開
趣味:
読書・猫。
自己紹介:
のんびりと暮らしております。
こちらでは本の感想などを徒然なるままに書いていきたいと思います。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(03/26)
(03/28)
(03/29)
(03/30)
(04/01)