10月7日(土)
昨日、次女さんから手紙をもらった。
10月24日からのグループ展のDMを送ってくれたのだが、封筒に貼られてい
た切手が何と池田理代子女史の「ベルバラ・オスカル」であった。
「ベルバラ」をリアルタイムで読んでいた身としては、実になつかしくほれぼ
れと美しいオスカル様に見入ってしまった。
週刊誌は神田の書店街に行くと日本で何処よりも早く手にする事が出来た。
言い訳がましいが別に漫画本だけを求めて古本屋街を彷徨ったわけではない。
専門の本や中古のレコード盤を探すのが本来の目的。(いや、ほんとに)
昨日、16.17号台風が秋雨の停滞前線を刺激したとかで、この付近はものすごい
どしゃぶりに見舞われた。
その雨の中、車を走らせながらラジオを聴いていると、今や漫画家と言うより
は声楽家の池田理代子女史が鈴をふるわすような見事なソプラノで「月見草の
花」を歌っていた。
「月見草の花」と言っても知らない人のほうが多いのではなかろうか。
かく言う私も「宵待ち草」は時折口づさんでも「月見草の花」は長いこと忘れ
去っていた歌でした。ほとんど半世紀近く!!。
昨夜、何を食べたかもおぼつかなくなっている昨今、半世紀ぶりに記憶の底か
ら甦った歌を理代子女史に合わせて歌ってみたが(無論キーをだいぶ下げて)
歌詞も曲も脳みそのおくーの方で確かに覚えていました。
子供の頃に覚えたものってちゃんと残っているんですねー。
新聞を開いて確認すると7日の月齢は14.6との事。
満月は今夜なのか明日になるのかよく分かりませんが、雨に洗い清められた空
には見事に円い月が登っております。
雨で避難していた虫たちも戻って来たようです。
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