5月28日(月)
今日は妙に寒い風が吹いていますが、昨日はひどく暑い一日でした。
金曜の夜に帰ってきていた長女さんが、父の日に何かプレゼントしてくれると
言うので、彼女を送りがてら川越に車を走らせました。
この絢爛たるお寺(?)はその途上にあります。
数年ぐらい前だったと思いますが、静かな畑中に忽然と現れた建物です。
横浜中華街ならいざ知らず、この辺りでは実に場違いな感を否めません。
比較的手ごろな入場料金で拝観出来るとの事ですが、好奇心だけでは門をくぐ
れない何かが心をセーブしてくるのは端的に言えば、ちょっと怖いのかも知れ
ません。 聞く所に依ると異国のお金持ちが夢枕に神様が立ち、この地にこ
のようなお寺を建てるようお告げがあったのだとか。
遠くからだと判らないのですが、近づいて見ると人や動物や何やかにやらの彫
刻で、埋め尽くされたような建物です。
寺の前は一面のポピー畑。
三途の河原から見えるあの世の様?とはいっても誰もあの世を見た人は居な
いのですが。
暑すぎる日の蜻蛉立つ風景の中で、花摘む人々の姿はしかし確かに、この世の
人々だったのでしょうか?定かではありません。
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