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風うさぎの日記
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kurisumasu

   12月25日(月)

  メリー・Xmas 

昨夜は世界の大空をサンタが忙しく飛び回ったにちがいありません。

大変お疲れな事でございました。(メリクマッ!)

昨夜、TVを見ていますと、新宿アルタ前が立すいの余地も無いほどの人だかり

です。そうそう、私はこのような中を前日、人ごみを掻き分けて歩いてきまし

た。その時、壁にへばりついて青年が一人立っていました。

「酔っ払いの言う事だから気にしないでね。」とJ氏。

「え~?何を?」と私。

「彼の言ったこと聞こえなかった?」

「寄るな、クソババー!って。あーあれ私が言われたの?」

「そうだよ、だって周りに該当者は君しか居なかったもの。」

って、、、全然フォローになってないですから!!(残念)

若い身空でそんな所で一人、赤の他人に毒づいているようでは、君の人生おし

まいです。

人生は君が思っているよりずっと短い。

キリスト様ではないが、「悔い改めよ、終わりの時は近い」、、、です。


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yuuhi-kakasi

     12月22日(金)

 かって見た映画、「ハウルの動く城」に魔法で案山子に変えられた王子様が

出てきたが、さて、この案山子正体は一体何者?

不思議な夕焼け雲に誘われて、嵐山の川岸の桜並木まで来てしまいました。

夕陽の中に一人佇む案山子。

今日は冬至です。

一年中で一番早く日が沈んだ後は、月齢1.5のたまゆらの月が長い夜を共に過ご

してくれるでしょう。

案山子と眉月が仲良く夜を語らっている風景を覗いて見たい気もしますが、夜

の川風は体に良くありません。

宮沢賢治なら彼らのお話を冷たい川風に聞く為に、しばらくここに佇んでみる

かも知れませんね。


私は帰り、すき焼き鍋でもJ氏とつつき、柚湯に入って寝ます。

それが、凡人の凡人たるところですかね。
kibara

    12月20日(水)

 写真は我家のベランダに咲いた冬薔薇です。

寒さの中で花を咲かせてしまうと、バラの木が疲弊してしまうので、J氏が蕾を

切り取って部屋の中で咲かせたものです。

花屋から花を買うのは大概私です。

しかし、その後の花のめんどうはJ氏の仕事になっています。

植えてしまうと忘れてしまう事も多々あって、植物たちはJ氏の水遣りに何とか

生命を存えていると言っても過言ではありません。

さて、そんな風なので先頃パンジーを買ってきて、空いた鉢やらプランタンや

らに移し植えをし、そのまま忘れていたのでありましたが、ふと気が付くと無

いんです。

ガレージ脇の赤レンガの上にのせていたパンジーの寄せ植えが。

結構重い鉢なのでとても子供の悪戯とは思えません。

かといって、大の大人が宵闇にまぎれてこっそり持っていくほどに価値有るも

のでもありません。

じゃあ、誰かの嫌がらせ?とも思ったのですが、無くなって10日近く気づか

ないようなこの家の住人の性格を知っているのなら、あまり意味のある事とは

思いません。

しかたがないのでパンジーではない別の花を買って来て、同じ所に同じように

置いてみました。

ほとんど、冬眠生活に入っている私にとって、敢えて戸外の花にこだわる事も

無かったのですが、鉢を持ち去った人に私の懲りない心を見せたかったのかも

しれません。

百鬼夜行する年の暮れ、どうか皆様も御気をつけて、、、。




bibi-4

   年賀状の原案作りとお歳暮のお礼状を書く事で日が暮れてしまいまし

た。年賀状は子供たちが家にいた頃は、原画を子供たちが毎年交互に書き、そ

れをJ氏が版画に彫り、家族でわいわい言って刷り上げると言うような事をやっ

ていましたが、ここ数年版画の年賀状は出していません。

それでも一年お世話になった方々に短い一言を添えて、新しい年を無事迎えた

喜びを分かち合いたいと、可能な限りの努力はしています。

ただ、毎年元旦に届けられる年賀状をみていますと、紋切り型の賀状に宛名が

書かれているだけの物が多くちょっと淋しい気がします。

会社や仕事関係の人たちならまだしも、なつかしい学生時代の友達がそんな年

賀状を寄越しますと、「ああなんか知らないけど生きているのね。」と思うし

か有りません。

せめて近況の一言ぐらい書いてくだされば、過越しの時代がもう少し愛しく

輝いたものになるでしょうに。

お忙しいとは思いますが、「思いやり」の出し惜しみは止めましょう。

私の1枚1枚はあなた様のお顔を思い浮かべつつお出し致しております。

さて、写真は私のベットでくつろぐビビアン。

こんなにくつろいでいるのに、噛み癖だけはなおらず私の手はもうぼろぼろで

す。赤チンが手放せません。

siwasunoasa

  12月7日(木)

 J氏は2日続きの夜勤で、今日も昼過ぎの帰宅となります。

ひとり、12月の寒い朝焼けを窓辺に臨みながら、今年もクリスマスツリーを

出さねばならないのだろうかなどと考えています。

私の部屋で微笑んでいる、平山郁夫氏の描いたガンダーラの仏頭の美しい微笑

みに相談してみたりして。

昔、学生時代の友達が「大好きな絵葉書だけれどあげる。」といって下さった

もので、あまりにも美しいお顔なので写真立てに入れて部屋に飾っているので

す。この他にJ氏の「楊貴妃観音」。奈良、法華寺の「見返り観音」などの写真

が、それぞれの部屋の何処かに忘れられたように置かれています。

「君らは大学生といっても、旧制高校レベルだね。」

と、少々呆れながらも、小さな灯火を掲げて「一隅を照らすのも仏心」とばか

り、我々を導いて下さったのは哲学科のY教授でした。

大阪のN寺の住職でもあったY教授は、大阪、奈良、京都、などの名寺のお住職

とも懇意で、私たちは本当に色々とお世話になりました。

押しつぶされるような脆弱な精神を近代的自我まで何とか開眼出来ましたのは

仏のような目と鷹のような目を併せ持った、Y教授の導きのおかげだったと思っ

ています。

様々なセクトに分かれ内ゲバに揺れる当時の大学内に於いて、私たちは一種独

特なサークルではありました。

お互いが追求しているものが、真剣でかつ純粋であるならば、最後には相手を

認め見守っていたように思います。

クリスマスと私を構築している近代的自我のベースと、どこでどうかち合うの

だと疑問に思われる方もおられるかと思いますが、そのような訳でさしたる矛

盾は私の内では全くないのであります。

融通無碍な心をもって「愛」を追求していけば、こんなに世の中が乱れる事は

無いように思うのです。

ただ、ツリーの出し入れが少々面倒くさくなってきているだけなのです。





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