十月三日(火)
今日はJ氏の胃カメラの検査の日で、朝早く緊張して会社の健保に出掛けてい
った。なにせ、人一倍のどが敏感な彼は胃カメラが飲めず、一度はとうとう失
敗に終わっているらしい。
再検査の日が近づくとのどに神経が集中するのか、なんでもない時に「ゲ
ッ!」とかやっていて実に気の毒な感じでした。
今日は果たして無事胃カメラを飲む事が出来るのか、検査の結果は如何なもの
かと、朝早くJ氏を見送った後、私もなんとなく落ち着かない時間を過ごしてい
ました。
折りしも、ぼんやり眺めていたTVが「命のスープ」という辰巳芳子女史の「人
参スープ」造りの番組でした。
「スープ」というものはどうやら体に良いらしい。
見ていると比較的簡単なので、私もちょっと挑戦してみようと思いついた。
炒めた玉ねぎに5mmの銀杏切りの人参を入れ蒸し炒めをしてコンソメスープで煮
る。柔らかくなったらミキサーにかけ再び鍋に戻し、牛乳を入れて塩で味を整
える。祈る気持ちを入れて大事に作るというのがミソらしい。
昼過ぎ、何とか胃カメラを無事飲み込む事が出来、多少のどに傷を付けながら
も胃そのものは問題なかったと、J氏生還。
昨夜から何も食べていなかったJ氏はお腹は空いていたものの喉はまだ麻酔の後
遺症があったので、このスープは今日の彼にはバッチシ。
うう~ん、これならこのスープこれから時々使えるかも知れません。
「このスープなかなか美味しいと彼が言ったから10月3日はスープ記念
日」なんちゃって。
それで今日はスープの写真でもアップしょうと思ったのだけれど、デジカメを
持ち出したらJ氏がヘッと笑ったものだから、そうよねー。そうよねー。
こんなんですぐに写真をアップするなんておこがましいわよねー。とへそを曲
げ、少し前に娘の為に(孫の為に)完成した人形の写真なんかはどうだろう。
ふん、可愛いかも知れない(?)