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風うさぎの日記
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 これがうわさのカカシ

   9月7日(木)


案山子のコンテストやら何やらがあって、案山子も文化のひとつと言えなくも

無いこの頃。私が人間だと思って目を合わせることを避けてきた案山子を是非

見たいものだとのご要望があったので、ご紹介しておきます。

いよいよ、お米が黄金色に熟れて穂をたれ、田んぼには沢山の創意工夫した案

山子が見張り番に立っております。

案山子はいずれもどこか飄々として風に吹かれて立っているとのイメージが私

の定番となっているのですが、この案山子はどこか案山子以上の何かがあって

んーん。怖い、、、。


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路端の無人店

車で走っていると道端の所々に無人の店が置いてあります。

建っているというより置いてあるのです。

ほどんどがうっかりすると見落としてしまうほどに地味でひっそりとしている

ものですが、このお店は妙に地味派手な店構え(?)なんです。

よく出来た案山子がにらみをきかせて立っており、店のぐるりを色とりどりの

ひょうたんで飾っています。

最初はひょうたんを売っているのかと思いました。

何度も通っていたのですが、案山子を人間だと思って立ち寄るのを躊躇してい

ました。

昨日、J氏があれは案山子だと言うのでおそるおそる立ち寄って覗いてみまし

た。するとなんと、たぬきの剥製まで置いてあるではありませんか。

でも、後ろにのっそりと立っている案山子がどうも気になって落ち着きませ

ん。昨今は雀や烏でさえ案山子にだまされないと聞くのに何とも気の小さな話

です。別に黙って野菜を持っていこうという気はさらさらないのですが、こう

いう無人の店は基本的に相互の信頼関係で成り立っているものなので、案山子

の店番というのはどうも、、、。

最も、「案山子も山の賑わい(?)」との店主のしゃれであれば、それはそれ

で、良いのかもしれません。
  8月27日(日)

油蝉が鳴きツクツクホウシが鳴きミンミンゼミが鳴く。

それに併せて秋の虫が鳴き、祭囃子の太鼓が1日中轟きわたる。

離れた所の祭りには、わざわざ足を運んで祭り見物をしたりもしますが、

地元のお祭りに顔を覗かせた事は、此処に来て20余年数えるほどしかありま

せん。

歩いて1分と言う所がお祭り広場だから、家に居てもお祭り気分が充分味わえ

ると言う事も有りますが、一人で人ごみの中を歩くというのもどうかと、、。

先ほど二日間にわたった祭りが終わったらしく、あたりが急に静かになりまし

た。今夜は涼しいこともあってか、或いは多くのセミたちがその使命を終えた

のか、聞こえてくるのは秋の虫の声ばかり。

宵闇の中に祭りの後の淋しさが漂います。

これからは、しばし部屋の物陰で鳴く小さな鉦たたきでも友として暮らしまし

ょうか。



haibisukasu

終戦記念日。

朝からテレビは終戦記念日にちなんだ様々なニュースを流している。

夜勤のJ氏は昼近くまで帰らないのでテレビを横目に見ながら、なんとなく手付

かずのまま山積みされた書類や手紙を整理していると、ユニセフからの活動の

資金依頼の封書も混ざっていた。

内戦や地震や津波など、とほうもなく荒れた力が弱い立場の人間に襲いかか

る。いつも犠牲になるのは、貧しい女や子どもたちだ。

大河の流れも始めは一滴の雫からというマザーテレサ女氏の言葉に励まされ

て、「国境の無い医師団」に月一度とユニセフに時折、淋しい一滴を投じてみ

てはいるものの、いかんせんわずかばかりのお金だ。

プール金などといって私腹を肥やすために使うお金があるなら、

是非納税者に税金は戻して頂きたいし、焼き捨てるぐらいなら消えかかってい

る小さな命を救おうぐらいの事は考えてくれても、、、。

もしかして、生まれ変わったら難民の痩せ衰えた母親の腕に抱かれているかも

知れないのですよ、あなたも、私も。

日本、日本に未来はあるのだろうか。

戦没者慰霊の長いセレモニーが繰り返し繰り返し流れる。

なんか言葉ばっかり!

愛せってこの国の何を?



せみ

            短い夏を惜しむように蝉は懸命に鳴き続ける。

現代は夜でも明かりが消える事がないので、深夜まで蝉が鳴き止む事がない。

おそらく秋の虫にバトンタッチするまで、命を燃やし続けるのだろう。

台風一過の昨晩は見事な満月で、妖しいぐらいの月影と蝉の声のもとで眠りに

ついた。

   (さだ・まさし氏は長崎でのコンサートを今年で最後にするのだとか)


術後3ヶ月、病院に行ってきました。

とりあえず今のところ問題は無いとの事。


  (ね、どうして今年で止めちゃうのだろう?)

  (どうしてとか、残念とかお前が言うべき事か?)

想念が月の光に流れ出る前に、時計が明日を告げる前にせめてわたくし個人の

祈りを長崎に捧げましょう。

   クランボンの泡のような祈りよ長崎へ



     

  



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