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風うさぎの日記
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kezukuroi


      1月27日(土)

 今日は3月も末の暖かさとの事でした。

確かに外に出ると風は柔らかで、早い所では梅の花が咲き始めています。

我家の梅は、蕾みは膨らんできましたが開花にはもう少し間がありそうです。

その梅の木に今日もヒヨドリが来ていました。

「あのひよどり、僕と目が合うたびに羽根をバタバタさせるんだけど?」

とJ氏がお茶をすすりながら庭の方を見て不思議そうに言います。

「ああ、餌の催促よー」 と私。

「そうなの?僕、大変だなー、君やビビアンや、鳥の餌の分まで働かなくては

ならないんだから」

「えはらさんがさー、江原啓之さんが言っていたけど、動物が人間に生まれ変

わるまで人間は愛をもって動物と接し、愛の何たるかを互いに学ぶというボラ

ンティアをしなければならないそうだよ。いわゆるスピリチュアルな生き方っ

てやつですよ」  と、またまた私。

「なにそれ」  J氏は全く興味が無さそうに目は新聞に移っています。

そうです、男は獲物を求めて荒野を彷徨っていた頃はいざ知らず、今や日本経

済とかいう巨大な化け物の影を追って日々奔放する毎日なのです。

スピリチュアルなどと本気で語り始めたら、大概は社会の組織の枠の外にはじ

き飛ばされています。

しかし、まあJ氏はハナッからボランティア的結婚をしたとかで、とうに篩から

零れ落ちてはいますけどね。

さて、今夜の夕食は旬の寒鰤の照り焼きと大根、人参、筍などの煮しめ。

鮭のおむすびを夜食に持ち、彼は夜の街にお仕事に出掛けました。

お疲れ様でごんす。ありがとさんでごんす。
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bibi-kotatu


     1月24日(水)

 ビビさんの1番のお気に入りのおもちゃはリボンか紐で、お店で買ってきた

猫じゃらしなどは見向きもしません。

紐やリボンがヒラヒラと不測に動くのを、ひたすらな情熱を傾けて捕まえに走

ります。

ビビは猫の運動能力と洞察力を総動員して、紐やリボンを難なくしとめる事が

多くなりました。

次に彼女が始めたのは、コタツ掛けの布団とカバーの間に潜り込み、見えない

所から襲ってくる私の手に噛み付くという遊びです。

御かげで私の手は直接噛み付かれることが少なくなりましたが、コタツカバー

は毛羽立ちボロボロになってしまいました。

写真は遊び疲れて、コタツで眠りに入るビビアンです。

さて、そんなビビアンを今日は留守番に置いて、J氏に伴ないB医大に行ってき

ました。   今日を含めて四回の検査の結果、暮れに起こした突然の心臓発

作の原因が見つかりませんでした。

心臓そのものに異常は見つからなかったのです。

2~3ヶ月前に飲んでいた高血圧のクスリを変えたのが原因ではないかとの事

です。   薬をもとに戻す事になりました。

少し、ホッとはしていますがまだまだ油断大敵です。

nemuri

      1月21日(日)

 さて昨日の事ですが、お雛様を選ぶ事にもう少し時間がかかるだろうと思

っていた次女さんから電話が来ました。

インターネット等で好みの作者、置くべきスペースや、親の懐具合などを考慮

して、大体方針を決めたので川越の某人形店で落ち合わないかとの事です。

我が娘ながら、その手回しのよさ、フットワークの良さには驚くばかりです。

今にも小雪の降って来そうな空模様ながら、車なら30分ほどの距離を孫会い

たさに出かけてまいりました。

大体は決めて来たらしいものの、実際にお店にあふれるきらびやかな人形を目

の当たりにすると、これが又迷うものなのですね。

赤さんは最初は目をパチクリして見ていましたが、そのうち付き合いきれない

とばかり、眠ってしまいました。

最後に、木目込みのお内裏様に3人官女を配したものに決定。

別れての道すがら、赤さんはこの世に生まれ来て初めての雪を体験した由。

どーぞ、お風邪をひきませんように。

そして今日、私は恒例のセンター試験「国語」に挑戦しました。

老眼鏡をかけて新聞に発表されたものを読み解くので、目がチカチカしてきま

した。

古文の文法は全然解からなかったのですが、こんな所ではと思ったのが正解。

漢文は揚子江で眺めたものが、白い雲と何かとの問に、「鳥」にして不正解。

正解は「山」だそうで何故山で鳥ではいけないのか未だに釈然としません。

2,3間違えましたがこれから大学に入るのではないのでまー良しとします。



huyusonaneko


    1月18日(木)

 朝、ぼんやりとTVを見ていると、なんと「冬のソナタ」をTBSで放送してい

ました。NHkで放送していた時は夜中だったような気がします。

それゆえ、世間で話題になって途中から半分ほど終わりの方を見ただけです。

TBSでは午前10時から11時まで。

おー、主婦のゴールデンタイムですなー。

そうは思っても、「5話」なるものを偶然見ただけで、その後どうも見る機会

を逃がしてばかりいます。

初めて「冬ソナ」に出会った時は、やはり新鮮な感覚に捉われました。

私の苦手な冬が大好きな「冬ソナ」の主人公たち。

真っ白な雪の中で繰り広げられるラブロマンス。

コタツに入って見てる分にはなかなか素敵でした。

写真は当時私が作った「冬ソナ」猫です。

そう言われれば、そんな風に見えてきません?

「韓流」と言えば、その後、「チャングムの誓い」にはまりました。

そして、料理がそんなに嫌いでなくなったのは何よりで御座いました。

「食」は大事です。

ただ、食べ過ぎの嫌いが!  あー、明日は病院ですわー(汗)

yuubae

     1月16日(火)

 カメラとは不思議なもので、人間の目が捉えている現象をそのまま伝えては

くれないものなんですね。

草むらにきらめく朝つゆ、銀色の蜘蛛の巣、夕映えの中で輝き始める宵の明星

など等、あれ~っと思う程何も写ってない事が多いんです。

この写真もそうで、撮りたかったのは冬の空に輝いている宵の明星でした。

でも、実際撮ってみると星は白い小さなホッチでしかなく、逆にあまり意識し

ていなかった夕映えの空が、虹色のグラデーションで写っています。

写真を写すのが巧い人はこの辺がちゃんと計算されていて、撮りたいものを

撮りたいように撮れているのでしょうね。

どこぞのどなたかの写真でお見受けした、水の雫に映る風景の写真など、今の

私のカメラでは無理なのでしょうか。

弘法筆を選んで、カメラを変えてみる?


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