12月6日(木)
朝6時、茜色に染まった山際の空の色。
東南の空高く明けの明星と細い有明の月が並んで浮かんでおりました。
しんとした初冬の冷気を深呼吸して、新しい1日の始まりです。
私としては、かなり早起きのけなげな生活を送っているように思うのです
が、ふと後ろの隣家を見下ろしますと、全室明かりが灯り高らかな掃除機
の音が聞こえてまいります。
そうか、6時に起きて家事が始まるって人並みなんだ~。と今更ながらに
悟るわたくし。
確かに近頃は午後3時を過ぎると、一気に辺りは夕暮れの気配を帯びてき
ます。 先日など、まだ夕日が庭の片隅に赤い光を投げかけていた時に
次女さんからの電話を取ったのですが、受話器を置いた時、辺りは真っ暗
になっておりました。
あわてて、洗濯物を取り入れほっと一息ついていると旦那様のお帰り。
いやー、何と云う慌ただしさ!
さて、写真は昨日岩殿観音に散った銀杏を踏みに行った時のものです。
鐘楼の後ろの山の細い小道を、初めて登ってみました。
急な斜面を登ると仏様を刻んだ石碑が点在しておりました。
坂東札所33ヶ所の御本尊様が一堂に会しておられるとみました。
要するにあれです、このお山を一巡りすると札所33ヶ所を歩いたと同じ
御利益が有るという、、、やつ。
人生、慌ただしいのでそういうのも有りなんですよね。 仏教は。
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