10月20日(月)
10月18日秋晴れの土曜日、宮沢賢治展(賢治と絵本原画の世界・
川越市立美術館)に行って来ました。賢治や家族の写真、自筆原稿、書簡
、賢治自身の手による数点の絵と共に、絵本の原画が数多く展示されてい
ました。 絵描きさんの想像力って凄いですね。
特に「銀河鉄道の夜」など、難解なだけに私などは、空想を広げるにも限
界があったのです。
言葉を絵で表現出来るって本当に素晴らしい才能ですね。
でも、物語の幾つかは、貧しいながら自分の心の中で育んだものを、大事
にしなければとも思いました。
さて、この日は「川越祭り」の日でもあったので、午後は祭り見物に市中
に出て見ました。
昨年は祭りの後の、静かな草臥れた街しか見ていなかったのですが、ま
あ、なんという人の出でしょう。
軒を連ねた屋台の中には懐かしトルコの「ケパブ」を売るお店もあり、
道は人混みでぎゅうぎゅうでした。
そんな人混みで、押されながらカメラのシャッターを切っても、まともな
写真は撮れないと解りました。
菓子屋横丁も狭いと知っていながら入って見ました。(笑)
昨日、日曜日は近所の「9条の会」に出席しました。
イラク訴訟弁護団の弁護士さんが「イラク派兵違憲判決の意義とみちのり
」の講演をして下さいました。
イラクでは、今もなおアメリカ軍の掃討作戦によって、沢山のイラク人
が犠牲になっている模様です。
日本の自衛隊は、武装した多国籍軍をバクダット等の都市へ運ぶ役割を担
っているようです。
日本がこの役割を担うようになって、掃討作戦は前年の6倍以上になって
いるということです。
国が戦争で踏みにじられなければ、人々はそれぞれの文化をその地に築き
子供達は親に愛され守られ、明日を担う人間として成長していくはずで
す。 アメリカがイラクに侵攻していって18年6月の段階で65万
人を超える死者が出ているとの事です。(それに多くの難民が)
そういえば、数日前「国境を超える医師団」から支援の増額の要請が来て
いました。 ミヤンマーのサイクロン被害、四川省の大地震なども加えて
この地球上で沢山の人たちが傷つき、苦しんでいるのですね。
残念なことです。