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風うさぎの日記
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higanbana

     9月18日(金)

 暖かで柔らかくて窓越しの光も煌めいていて、この感じ何かに似ている

と寝ぼけた頭を巡らしてみると、程よく温められたミルクのようで、ただ

ただ眠い昼下がりだったりするわけです。

うたた寝の椅子から目を開けると、窓辺にビビアンもぐっすり眠りこけて

いて、まあ平和と言えば平和な風景のひとコマです。

このまま、まったりと、この空気の中に溶け込んでいるのなら、何とも

心地よい状態なのですが、こんな事ばかりしていられないと云う内的声に

立ち上がろうとすると、重い泥のようなまとわりがある意味不快です。

でも、日が陰り始めると急に冷え込んで来ますので、わが身に気合いを入

れて、覚醒した心を取り戻さなければなりません。

 新型のウイルスやらそうでないのやらの風邪のるつぼから、長女さんが

具合が悪いと帰って来ました。

病院で、まだ何とも判明が付かないらしいのですが、一応「タミフル」な

るものを頂いて服用したようです。

丁度連休に入りますので、この機会に回復して職場に復帰して欲しいもの

です。

日本の対応は泥縄で、誠に心配の限りです。


 写真は水曜日の日高は巾着田の彼岸花です。

今年は彼岸花の咲き始めがいつもより早いようです。

年々歳々花は変わらずに咲きますが、花の中を行く私の心持は否応なく変

化して行っています。

昨年、作ったまま放って置いた彼岸花のページを見ながら、思いました。

わが心ながら、、、どう遷りゆくものか先行きわかりません。






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kosumosu-cyou

      9月11日(金)

 穏やかな初秋らしい日が続いております。

昨日、5時過ぎに目覚めて東の空を望みますと、美しい朝焼けでございま

した。  8時ごろ、陶芸教室に向かうJ氏を玄関に送ると、西北の高い

位置に有明の月がうかんでおりました。

林や、山の中に分け入りますとまだ蝉も鳴いておりますが、住宅街では殆

んど草むらで集(すだ)く虫の声だけになりました。

そうそう、昨日は空に大きな秋刀魚のような白い雲が浮かんでおりました

ちいさな鰯雲の重なりでは無くて、集まった雲のピースが空の真上に秋刀

魚の容になって浮いているという風な、、。

今日は玄関の白萩の花も咲き始めました。

ビビを連れて近くの公園を散歩しながら、まてばしいの実を拾っていると

公園の向かいのM様のお宅から、M様の歌声がしてまいりました。

聞き覚えのある調べにふと耳を傾けますと、「平城山」の調べです。

人恋うは 悲しきものと平城山に もとおりきつつ 耐え難かりき

いにしえも 夫(つま)に恋つつ こえしとう 平城山の道に 涙落とし

ぬ。   M様は奥さまを亡くされてから10年も経ちますでしょうか。

それ以来お一人で暮らされている、厳格な感じのお方です。

此れまで、1度もM様のうたう声など聞いたことがありませんでした。

朗々としたその歌声に、何故かコソコソと窓辺を離れる私でした。

 一人残されるのも心に沁みて淋しい秋の訪れです。
  

 写真はコスモスに遊ぶヒョウモン蝶です。
rin-ji-ji

     9月7日(月)

 と、言う訳で昨日は、夜なべで作ったお弁当持参で動物公園に河童探検

に出かけました。

写真はお供の男1とスライム退治をする勇者です。

冒険の始まりは、たいがいスライム退治と相場が決まっていますよね。

(実際は驚いて飛び立つバッタを追いかけていましたけど。)

ところが、勇者は草の上は良かったのですが、一面に散り敷いた椎の実を

ブチブチ潰しながら歩くのは気持ち悪かったらしく、「なんかこの感じい

やなのよね~」とバギー車の上に逃げ込んでいました。

椎の木林の歩道がコンクリートで舗装されていると言う状態は、普通の自

然界には無いので、気持がわからない訳ではありません。

ブタに追いかけられ、フクロウの意外な大きさに驚き、キリンとシマウマ

に出会い、大きな時計台が大きな音で時を告げるのを聞きましたが、河童

には出会えませんでした。

「河童いなかったね?」と言うと「河童は怖いんですよ~。」

と声をひそめて囁きました。

え、君の出会った河童は怖いんですか?!

河童にもいろいろいます。

「芥川龍之介」の河童はちょっとユーモラスでとても悲しいカッパです。

岩手の遠野の川の畔に立つ河童は意外なほどベタです。

とある、酒造会社の広告塔の河童は、ほのぼのとして色っぽい。

J氏所有の、名の有る絵描きさんが描いたという色紙の河童は、あまりに

飄々として記憶にさえ定かでありません。(部屋の何処かに仕舞い込まれ

て眠っています)等々ある中で3歳に満たない彼女が初めて出会った河童

は怖い河童らしい。

怖い河童といわれて、青く細長い顔をした、鋭い眼の河童を思い出しまし

た。 口も大きく開いていて、あいつなら確かに怖い。

よりにもよって、この公園の何処かに居る河童はあいつなんですかい!!


 と言う訳で、程よい所で冒険を切り上げ、車で勇者を家まで送り届けて

この日はおしまい。   

(ボスキャラ退治はもっと経験を積んでからにしましょうね~)

    





cyou

     8月13日(木)

 さて、世間様はお盆に突入して、この辺りもだいぶ静かです。

いつも混んでいるパン工房の喫茶室もガラガラです。

何処に行くあても無く、又お客が来る予定も無い丁度私達ぐらいの年齢の

夫婦が、のんびりとパンをかじりつつお茶をしています。

あちらも私たちをそう思って見ているやも知れません。

 先日、日曜日にこども動物自然公園を散策して見ましたが、ここもいつ

もの日曜の混み方ではありませんでした。

日曜だけ開く西口の門から、ぐるりと回って森に掛けられた歩行者デッキ

を歩いていますと、綺麗な蝶に出会いました。天然記念物の「ルーミスし

じみ」によく似ていますが、きっとこれは「むらさきしじみ」だと思いま

す。いずれにしても、紫の翅を森の薄暗がりの空間に広げて休んでいる様

はとても美しく、写真も撮れてラッキーな事でした。

と、突然人が現れて、「あの~この道は何処かに出ますか?」との質問。

確かに西門から来るとこのデッキは緩やかな下りになりますが、東門から

入りコアラ舎辺りから、この道に入り込むと、だらだらといつ果てるとも

しれない上り坂になるのです。

「出ますよ、西門に出ます。」とはJ氏のあまりもな返答。

「その前に右に折れる道を入ると恐竜コーナーですよ。」

ぐらいのことは言いましょうぞ。

夏休みや日曜は、遠い所からの方々も来園しているので、少しは丁寧な対

応を致しましょう。

動物たちは暑いので少々お疲れ気味。

特にレッサーパンダ君は、ぐったりして丸太ん棒に身を投げるようにして

伏せっておりました。



yamame

       7月28日(火)

 遠い昔の話になりますが、学生時代の仲間と結婚した私は、国分寺の

小さなアパートで一緒に暮らし始めたのです。

そのアパートと駅の途上に小さな宝石屋さんがあって、そのショーウィン

ドゥにうずらの卵大の淡い黄色味を帯びた石が飾ってありました。

紫のビロードの布の上に鎮座するその石に魅せられて、私は勤め帰りの足

を止めて、毎日しばし宝石屋のショウウインドウに見入り、それからやお

ら夕食の食材を求めて地元のお店へと急いだものでした。

山の端から登ったばかりの月のようなその石は「moon stone」といって

当時で5万円の値札が付いていたと思います。

5万円と言えば、大学出たてのJ氏の初任給の額で、無論望むべくも無い

代物であったのですが、当時ちょっとは可愛かった(?)花嫁の私が何度

も口にするので、J氏の心に残ってしまったらしいのです。

moon stoneも大きくなければ、手頃な値段の石なので、その後ネックレス

や指輪など幾度かプレゼントとして贈っていただく事になりましたが、

何と、今年の誕生プレゼントも、めのうとムーンストーンのネックレスで

した。  感謝感謝です。

でも、ちなみに私の誕生石はルビーなのとうそぶいてみる私です。

誕生日は本当は明日ですが、明日は何と明海歯科大行きなので、1日繰り

上げです。

写真の大きなヤマメで(一応お頭付きと言う事で)お祝いです。




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