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風うさぎの日記
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totoro-9

     5月7日(木)

 5月の連休が終わりました。

日本中、大混雑だったらしいのですが、私は帰省した長女さんが少しまと

まった書き物があるとかで、そんな彼女に3度の食事を作る事で終わって

しまいました。

さすが5月、若葉の季節です。

カツオが美味しくなりました。 それと筍(たけのこ)。

筍は竹藪の在る農家が道端に出している無人のお店が一番お安いです。

1本250円を2本ぐらい買い求め、あくだししたものを煮付けや、茶わ

ん蒸し、すき焼きや、最後にはきのこスパゲティにまで入れて料理してみ

ました。  筍に花山椒の佃煮もよく合います。

それからウドやノビルの辛子酢味噌あえも箸休めになかなか美味しかった

です。   ゆずの蕾を浮かべた澄まし汁を最後に長女さんは帰りました

が、ニセアカシアが川辺で咲き始めました。

あの花を数房頂いて、天ぷらにしましょうっと!

写真は久しぶりにお会いした修正後のトトロ。

近くにはテレビでも紹介されたという黒蕎麦のお店もあって、大変な混雑

ようです。

さすがGW 日本中、津々浦々人で一杯でした。

しかし、昨日から今日にかけて雨が降り出しています。

昂揚した気持ちを静めて仕事に向かうには丁度良いかも知れません。


さて、6月の中国旅行ですが、やはり残念ですが今回はキャンセル致しま

した。  新型インフルエンザが鎮まった時にでも、再チャレンジする

事にしましょう。




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09sakura


      4月8日(水)

 暖かな日が訪れました。

満開の桜を見ること無く春を終わらせるわけにはいかないので、今日午後

は2時をとうに過ぎておりましたが、森林公園の桜を見て参りました。

この公園が開かれて、今年で35周年なのだそうです。

そう言えばまだ小さかった娘たちをヒヨコのように連れて桜の木の下を歩

いているセピア色の写真の桜は本当に細い若木でした。

あれから約30年、桜も立派になるはずです。

公園内の休み所で暖かな蕎麦を食べながら、昔をなつかしく思い起こしま

した。  こうして見ますと、人も年々歳々変わってはいきますが、花も

また昨年と同じと言う訳ではなさそうです。

どれもこれも一期一会の出会いのようでございます。

夕食は外で済ませ、帰途、近くの貯水池の桜を水に映るまるい月と共に楽

しんで家路を辿りました。

   つきもまた桜色なる夕べかな    風うさぎ
09-ume-2


       世の中は混乱しきって物騒な話ばかりです。

世相が変わる時と言うのは腐敗やら矛盾やら、何やらかにやら表立って来

て、混乱はつきものとは思うのですが、はてさて日本は一体どこへ流れて

いくのでしょうか。

 そんな日本で唯一明るいニュースとばかり、ここ数日は映画「おくりび

と」のアカデミー受賞の話で持切りです。

おくりびとの本木君を見ようと映画館は満員なのだそうです。

 昨日も生憎の冷たい雨降りDay。

だからという訳でもないのですが、骨休めにふらりと寄った長女さんを入

れて我々も3人で映画館にくりだしました。

でも、鑑賞したのは「おくりびと」ならぬ「マンマ・ミーヤ」

ギリシヤの小島を舞台にメリル・ストリープ演じるミュージカル喜劇で

す。  娘の結婚式前日から結婚式当日までの2日間の出来事。

話は単純ですが、多少ほろ苦く多少甘く、しかし地中海気候の明るく乾い

た風土の中で人々は底抜けに明るく元気で、映画はとんでもなく楽しかっ

たです。 

館内のあちらこちらから時々クスクスと笑い声が、、、。

ミュージカル映画は本当に久しぶりで何時以来だったろうと考えるに「オ

ペラ座の怪人」以来かも知れません。(あの映画も良かった)

なにやら心の憂さが晴れて、又元気に頑張っていけそうです。





09-ume

    2月15日(日)

 昨日はValentine's Day と言う事もあってチョコレートとおむすびと

お茶を持って森林公園の花木園を訪れてみました。

夜に春一番が吹いたという事で、初夏の様な暖かさ。

数日前のあの曇天の寒さはまるで嘘のようで、コート無しの軽装で公園を

歩けるのでした。

土曜日のバレンタインズ・ディ と言う事もあって園内は若いカップルや

家族でいっぱい。

梅の甘い香りの中で、みなどこかしら幸せそうなのでありました。

私たちは「あれはツグミだ!」とか「いやヒヨドリよ!」とか毎年同じよ

うな会話を繰り返し、同じ角度から同じような写真を撮っているのであり

ました。

まだ、春の足取りはゆっくりしていますが、春本番ともなると怒涛のよう

に季節が駆け抜けていきますので、この微妙な季節の移り変わりを、今は

楽しもうと思っています。

そうそう、昨年の手作りのチョコレート、意外と不評で今年はお店で買っ

て済ませました。

まあ、私と致しましてもその方が手っ取り早くて楽ですから一向に構いま

せんのです。

      日溜まりのベンチの上に腰下ろしチョコを頬張る

             アラ還の吾ら     風うさぎ
meziro

      2月3日(火)

 今日は節分です。

鬼は英語では「Demon」だそうですが、八百万の神々を持つ日本において

鬼=Demonと訳すのは少しばかり疑問が。

私が初めて鬼というものを認識したのは小学1年生の授業で、S子先生が

見せて下さった紙芝居「泣いた赤おに」の中でした。

以来、鬼は何かせつない孤独の影を落として私の心の隅に住み着くように

なってしまいました。

それにしても、同じ鬼の出てくる童話は「桃太郎」など色々ありますのに

小学1年生の私たちに何故に「泣いた赤おに」だったのでしょう。

授業の一環の紙芝居でしたから、当然S子先生は紙芝居を見た後の感想や

「鬼」の気持ちなどを質問してきたに違いありませんが、S子先生率いる

55名の1年生は当時、一体何をどう答えたものやら。

心に渦巻く泣きたいほどの感銘を、小学一年生の言語能力でどこまで開示

できたか記憶に定かではありません。

 
 さて、先日映画「禅 zen」を観て参りました。

中村勘太郎演ずるところの道元の生涯を描いた作品です。

当日は平日にもかかわらず、中高年の女性客で満席でした。

「綾小路きみまろ」の舞台でも無いのに一体何だったのでしょう?

ま、それはともかく「宋」に渡って師を探し求め、「如淨禅師」のもとに

悟りを得、許されて帰国するも様々の迫害を受けながら、人々の心の平安

のために曹洞宗の教えを開き広めた道元を、中村勘太郎は本当に良く演じ

ていたと思います。

映画の3分の一は中国語でした。 それに厳しい坐禅修行の所作。

役者さんてなんか凄いですよね。

学生時代「鈴木大拙」氏によって「禅」は世界に紹介され、世界が「禅」

に着目し始めておりましたが、「只管打座」。

まずは座らない事には、悟りの道も遠いものと思われます。


     凍てつきのゆるむ時こそ鬼は泣き

     豆を食み鬼を友とし茶をすする     風うさぎ


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