4月19日(木)
お財布の中がレシートで一杯になりました。
家計簿など付けていないのですから直ぐ捨てればよいものを、取りあえずお財
布に入れてそのままにするものですから、空っぽのお財布でもレシートで膨れ
あがって、まるでお大尽の財布のようです。
2ヶ月ほどのレシートを捨てるにあたって、一応目を通す事にしました。
レシートってすごいですね。 何時、何処で、何を買ったか実に事細かにレジ
で打たれているのです。 地元産の野菜だったりすると椎茸はB野N子さんが
生産したものだとか、ダイコンだったら何某氏の手に依る物だとかまで。
記憶の彼方に薄れていった過ぎ去った日々が1枚のレシートからよみがえって
きます。 そう、あそこで私はAの弁当を買いJ氏はCの弁当を買い、お茶
を買って、やっと春めいてきた風景を見ながら車の中でお昼を食べたんだっけ
などなどと。 我家のすごい機密デターを無造作にゴミ箱に投げ入れ
空になってペタンコのお財布をバッグに入れると、今日も出かけてまいりまし
た。 白石峠から定峰峠の辺りに遅い春が届いているはずなのです。
桜前線が福島か仙台辺りを通過する頃、峰沿いの桜が咲くはずだったのです
が、、、。 花は何処にもみあたらず、もう葉桜になってしまっていまし
た。 それなのに、白石峠は時ならぬ雪景色。
写真は雪の山と麓の若葉、手前の桜の木に散り残った桜です。
す。