8月19日(日)
この処、40℃前後の凄まじい気温が続く中で、昨日は何故か救いのように爽やか
な日が訪れました。
前夜降った雨のせいか、気圧の配置が変わったのか、前日までの暑さが嘘のような
日になりました。
この日は、長女さん、次女さん夫婦が私とJ氏の還暦を祝ってくれました。
お酒も頂けるとのことで、電車で川越まで出て、歩いて某料亭に向かうことに。
道を歩いていても、時折涼風が頬を撫でるので、楽しく街を散策する事が出来まし
た。
およそ、お祝いとかセレモニーとか無縁で生きて来た私たちにとって、赤さんを含め
たった6人のこんな小さな集まりでも、大変晴れがましくうれしいお祝いの席で御座
いました。
写真はその時、子供たちから贈られた花束です。
今日は又暑さがぶり返しましたので、昨日はたった1日のオアシスのような一日と
言っても良いような日でした。
お盆が過ぎ、森の宿す光の影の分量や部屋の片隅の鉦叩きの声は、確かに忍び寄る
秋の気配を感じさせは致しますが、今年の暑さはそうした繊細な感覚をさえ、全て凌
駕してしまうほどの何かを持っているようです。
今日もまたビビアンがセミをくわえて来ました。
狩り名人?になった彼女は、致命傷を与えずに獲物を捕まえて見せに来るので、
にぼしと獲物を交換すること数回。
蝉は元気に空に帰っていきますが、はたしてこの行為に意味があるのかどうか、悩む
ところです。