3月8日(木)
3月4日の日曜日、長女さんとJ氏とで映画「蒼き狼 地果て海尽きるまで」を観ました。
この映画は観た方々の評判が今一つ芳しくなく、J氏は別の映画を観ようかと言い出す始末。
例えば、「さくらん」などなど。
でも、私は「どろろ」の後は「蒼き狼」だと思っていたので、他の評判に左右されるのは如何な
ものかと、異論を唱え、結局皆をつき合わせてしまった形です。
結果、評判よりはずっと面白いスケールの大きな映画でした。
ただ、チンギス・ハーンの反町隆史の演技が勇猛果敢な面だけが全面に出すぎて、人間とし
ての愁いや色気の面が今一つ乏しかったのかな?とは思いました。
夜、長女さんを送り出した後、春の兆しに少しはしゃぎ過ぎた私は、風邪をひいてしまいまし
た。
風邪を引くことは私にとって普通の健康な人たちとは幾分違う苦しみを伴なうもので、日々
本当に気を付けていたのですが、恐らく二~三年ぶりにひいてしまいました。
熱は、38度程度。軽いけれどイライラする咳。鼻水。動悸。そして、腰痛で足腰が立たない
状況に。 J氏を会社に送り出した後、ベットにもぐりながら半分は眠り、半分はビビアンの
世話をしに下に這い出るのです。 「 あー、ビビアンを残して死ねないなー。 」と思いつつ。
しかし、私の体もそう捨てたものではなく、数日そんなこんなしているうちに熱がひいていき、
腰の痛みも半減して、今日などはお休みのJ氏と食料の買出しに出かけ、お雛様をかたずけ、
食事を作ったりしているのです。
沈丁花や馬酔木や辛夷、木蓮がこの数日のうちに花開き、怒涛の春が幕を開けたようです。
昨年は見る機会を逃がした桜の季節までには体を治し、上野に「オルセー美術展」を観に出かけ
たいです。
久し振りに「そとぼり」の桜も良いかもしれません。