1月20日(火)
ある、とても寒い日の朝、小さなダンボール箱のトマトに頭を突っ込み
ビビアンが真剣に匂を嗅いでいるのでした。
花には興味があっても野菜には興味を持たないびびさんとしては、奇妙な
行為で、まさかトマトを食べたい訳でもあるまいと見ていると、やおら
彼女は箱の隅に手を入れて何かをかき回し始めました。
私には何か嫌な予感が、、、。
こわごわトマトをひとつひとつ箱から出して見ると、やっぱり居たのです
奴が!!!!!!
「キャー!!」と私は年甲斐も無く悲鳴をあげ、まだ出勤前で家に居たJ
氏に退治してもらったのですが、こんな時は女で良かったとつくづく思っ
たりするわけです。
私には分かります。本当はびびもJ氏も大きなゴキさんはあまり得意では
ない事を。
さて、ビビを見ていると、かような行動を多々することがあるわけです。
夜更けに突然タンスの上に飛び乗り、真剣に何かを眼で追う事があります
。例えて言うなら、部屋に閉じ込められ、逃げ場を失った小鳥を目で追っ
ているような速さと視線なのですが、彼女自身、見ているものが実態の無
い物である事を知っているかのようで、実際の小鳥や蝉の時の様に飛掛っ
ていったりはしないのです。(怖いですね~)
怖い話と言えば、話代わって、今年もボケ防止にセンター試験の国語に挑
戦してみました。
それにしても、私、ますます老眼が進み新聞の問題を読む時間がかかりす
ぎます。
そして、やはり脳の老化のせいか、大きな配点の所を幾つか間違えてしま
ったのです。センター試験の現文で答えを間違えるようではいけません。
漢文は文章題の後にかなりの(注)が付いているのでそれを頼りにクロス
ワードパズルのように解いていくと、大体答えが出ます。
というか、このような解き方をする漢文は、私にとって文学として意味を
なしていません。
古文は苦手な文法でミスをしました。
要するに苦手なものをそのままにしておくと、やはりいくら年を重ねても
同じように分からずじまいなのですね。
それに加えて、脳の老化が文章題に潜んでいる出題者のひっかけをみすみ
す見落としてしまったりするわけです。(涙)
写真は庭に出て、撒水栓の鉄の蓋を引きずり、筋トレに勤しむびびあんで
す。