忍者ブログ
風うさぎの日記
[2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

bibi-xmas


        12月5日(金)

 午前中は何とか持っていた天候も夕方からかなりの土砂降りになってし

まいました。

雨が降るとの天気予報だったので、洗濯物は部屋に取り入れて出かけたの

で洗濯物は雨に濡れずに済みましたが。

途中、岩殿観音に寄って大銀杏の散り敷いた境内を歩いてみたのですが、

この雨で散り残っていた葉もすっかり散ってしまうだろうと思います。

今年も赤・白・ピンクと3色のシクラメンを買い求めて来ました。

いよいよ冬支度の始まりです。

先日、ラジオ第2放送の「現代文」の時間で吉本ばななの「緑の手」を取

り上げていました。そこで主人公がもう既に意識も無く眠り続ける祖母の

世話をしながら「アロエが苦しんでいるからアロエを助けるように」

という祖母の声を聞くのです。

(講師のアロエの発音がちょっとアクセントが可笑しかったので聞くとも

なく聞いておりました)

結局主人公は植えたまま忘れ去っていたアロエをガレージ横から移植し、

自分の心の中のアロエに対する残酷さを反省するといった内容だった気が

します。

緑の植物を慈しんで育てる手を「緑の手」とよぶそうで、そう言えば私な

どもこうした事にはかなり無神経な方だなと思ったわけです。

で、ぐるりと周りを見渡すと植物たちの悲鳴だらけで、いちいち耳を傾け

ていたらきりがない。

と、一番強烈に目に飛び込んできたのが、2年前のクリスマスに買い求め

玄関でそのまま風雨にさらされている写真の人形でした。

塗装も剥げ、無残な姿でたたずんでいたのです。

天使の姿をしてるぶんだけ罪悪感も強く感じられて、早速人形を洗い清め

半日かけてアクルリ絵の具で塗り直してみました。

私の人生にとってこんな些細なことが、意外と深い意味を持っているのだ

と思い知らされたりする師走です。



PR
housei-hiroba


      11月28日(金)

 昨日も今日も冷たい雨が降っています。

それ故、一昨日の「紅葉見ナイト」敢行はある意味、正解だったような気

がします。

6時過ぎに入園し、閉園する8時半頃まで公園内を歩いておりましたが、

昨年のような深々とした冷え込みはありませんでした。

そのため、紅葉は一斉に紅葉するでもなく、もう既に散ってしまったもの

からまだ青い葉のものまでばらばらで、照明に照らし出された紅葉たちは

残念ながら昨年の美しさはありませんでした。

しかし、各所に草月流の方たちのオブジェが置かれ、中高生の美術部が作

ったという絵灯篭が道を照らしてくれ、とても素敵な空間を作り出してお

りました。

親に連れられた子供達がとても楽しそうでした。

日常と全く違った時空に放り込まれ、多少興奮気味に走り回っているので

す。

そうした子供達を見ていると、このごろ子供の視点というものをすっかり

失っている自分に改めて気付かされました。

いつの間にやら失われてしまった子供の頃の感性、、、。

たまには五感を人生スタートの頃に戻して世界を感じて見るのも必要だと

つくづく反省した次第です。

中央の売店は今年も見事なイルミネーションに飾られておりました。

そこで、野の花や4つ葉のクローバーが封じ込められたストラップやしお

りなど、ちょっとした小物を買い求め折り返しの道を辿ることにしまし

た。

写真は「妖精の広場」で楽器をかなでる妖精です。

広場には子供が数人は跨げる位の、木製の汽車が置かれ、近くに沢山のロ

ウソクの火が燃えていました。  

もしかすると製作者は「銀河鉄道の夜」をイメージしていたのかも知れま

せん。

とすると、この妖精は「セロ弾きのゴーシェ」と言う事になりますか?

まあ、ひとそれぞれ思い思い、空想の世界で楽しめるのが「夜」の持つ良

さなのかも知れません。



cyu-kandaira


    11月24日(月)


 今日は昨日と打って変って、昼過ぎから雨が降っています。

1週間ほど晴天続きだったので、まあしかたがありません。

昨日は、中間平の紅葉を見て参りました。

昨日は森林公園の「紅葉ミナイト」に行こうと思っていたのですが、今年

寄居は中間平の紅葉を見ていなかったことを思い出し、森林公園は後日と

云う事にして、車は小川町を越えて寄居方面に向かいました。

途中、小川町の伝統工芸館の前を通りますと、広場でテントを広げ、なに

やら楽しげに催し物を開いていたので立ち寄ってみました。

夜、テレビの報道によると、どうやら子供歌舞伎や切絵などの催しがあっ

たらしいのですが、時はまだ2時そこそこだというのにテントをたたみ始

めている人たちもいて、全てはもう終わった後のようでした。

お野菜も安く売られたようなのですが、私たちの出足が遅かったようで

す。

かろうじてまだ開いているテントからおだんごとたこ焼きを買い求め、

その温かさと刺激的なソースの香りを抱えて中間平に向かいました。

中間平の紅葉は少し最盛期は過ぎていましたが、西に傾いた太陽が自然の

照明になって、森は幻想的な空間を作り出していました。

山の下からSLの走る音と汽笛が聞こえてきました。

秩父鉄道をSLに乗って紅葉を楽しんでいる人たちもいるのでしょう。

ここにも沢山の中高年がカメラを抱えて、秋の山が見せる一瞬の永遠の横

顔を写真に収めようと一生懸命なのでした。

「見事ですな」

「そうですね、かなり散ったものもありますが綺麗ですね」

「もう少し上った所にもっと綺麗なところがありますよ」

「そうですか、では行ってみます」

「道が二つに分かれている辺りです」

「あーそうですか、有り難うございます」

みんな、何かに清められたような柔らかなお顔になって、知らないものど

うしが、言葉を交わし合うのでした。

と、いう事で写真は中間平の紅葉です。



ranzan


     11月19日(水)

 昨日、窓辺のゼラニュウームの花の辺りに雪虫が飛んでおりました。

雪虫は冬の使者です。 もうすぐ寒くなるという証です。

夜、何気なく空を見上げますと、筋雲のまにまに星が光り、何と白鳥座が

頭上を飛んでおりました。

あ、この時期、白鳥座は真上にあるのかと、首を痛くして見上げています

と、何と白鳥座のしっぽの辺りから長い尾を引いて、白い流れ星が流れた

のでありました。

宇宙空間は私の意識するとしないとにかかわらず、かようにダイナミック

に且つ、精密に私の周りで息づいているのでありました。

さて、今朝は冷え込んだとはいえ、まだ霜が降りるほどでもなく、気持よ

く晴れ渡った朝でした。

窓辺から差し込む光で後頭部を温めながら、図書館から借りていた本を急

いで読み終えました。

買い物に行く前に新しい本を図書館で借りたかったのです。

今日は、高田好胤と瀬戸内寂聴と金子みすずの本を借りました。

図書館から本を借りるようになってから読書傾向が変わりました。

気楽に本を選べるようになったからです。

図書館を出て、嵐山渓谷を歩いてみました。

嵐山渓谷と言っても、皆がバーベキュー大会をする所よりはずっと上流の

辺りなのですが、最近は、この辺も人に知られるようになり、カメラを抱

えた人々に多く出会うようになってしまいました。

今年は銀杏は散り始めましたが、もみじは少し紅葉が遅れているようで

す。 総じて今年は昨年のような紅葉は望めそうにありません。

写真は今日の嵐山渓谷です。



sakura


     10月23日(木)

 秋晴れの良い日が続きましたが、今日は朝から雨がぱらついて気温が

上がってきません。

しかし今日J氏は、お弁当持参で始めて間もない陶芸教室に出かけまし

た。  そうです、定年後の趣味にと誘ってくださる人がおり、始めたも

のです。 どちらかと言うと無趣味な人ですが、始めてみると一生懸命本

を読んだり、あれこれと道具を集めてみたり、陶器屋さんを覗いたり、楽

しそうです。

 昨日は私の病院の日で、写真はその途上にある旧家の庭に咲いていた桜

です。 桜の向こうには柿がたわわに実り、足元にはコスモスが咲いて

いました。  なんとも不思議な風景でしたので車を降りて写真を撮らさ

せて戴きました。

     枯れ葉踏み半年ぶりの検診日   風うさぎ



忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
プロフィール
HN:
風うさぎ
性別:
非公開
趣味:
読書・猫。
自己紹介:
のんびりと暮らしております。
こちらでは本の感想などを徒然なるままに書いていきたいと思います。
バーコード
ブログ内検索
最古記事
(03/26)
(03/28)
(03/29)
(03/30)
(04/01)